足立としゆき夢だより【第293号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

9月3日(火)、都内で「足立としゆき君と語る会」を開催していただきました。会には1000人を大きく超える皆さんにお集まりいただき、賑やかに語り合うことができました。お集まりいただいた方々のみならず、お手伝いをいただいた皆さま、日頃からお支えいただいている皆さまに、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

会は、後援会長の陣内孝雄元参議院議員のご挨拶に始まり、林芳正官房長官、松本剛明総務大臣、谷公一前国土強靭化担当大臣、脇雅史元参議院議員、建設業界を代表して日建連の宮本会長から激励のご挨拶をいただきました。なお、来年の参議院選挙に向け自民党の公認をいただいている、けんざか茂範候補の決意のビデオメッセージも紹介させていただきました。
その後、私からご挨拶をさせていただき、全日本トラック事業政治連盟の坂本最高顧問から乾杯のご発声で会は盛大に始まりました。中締めは全建の今井会長にとり行っていただき、会はつつがなく終了いたしました。

ご出席いただいた林芳正官房長官は、ご挨拶の中で「防災・減災、国土強靭化」の推進の必要性を強く訴えられました。なお、林長官はこれに先立ち、自民党総裁選への出馬表明の会見をされており、その中でも公約として掲げられた「3つの安心」の一つとして、今回の台風10号や能登半島地震に触れ、防災・減災、国土強靱化の推進について述べるとともに、ハード、ソフト両面のインフラ整備を訴えておられます。また翌日の会見の中では、経済をよくするために必要な財政出動はためらってはならない、とも述べられています。
私は、このような政策を掲げられている、自民党総裁候補の林芳正官房長官を支持することといたしました。

林長官が訴えている防災・減災、国土強靱化の推進のためには、公共事業予算をしっかりと確保していくことが必要です。しかし、公共事業予算の抑制によって、平成10年当時15兆円あった公共事業予算が、平成24年には4.6兆円まで削減されました。
その後、アベノミクスによって6兆円まで復活し、岸田政権でもこの流れは継続され、防災・減災、国土強靱化により現在は8.3兆円まで回復しました。激甚化、頻発化する災害に対応する国土強靱化のさらなる推進や、能登半島地震の状況を見るまでもなく災害時の緊急復旧に必要な交通・物流インフラの整備のため、これまでの政策を継承し、引き続き公共事業予算を拡充していくことが不可欠です。
また、岸田政権は、賃上げを大きな柱として政策を展開してきました。これを受けて公共工事の設計労務単価は12年連続で増額となりました。この流れを断ち切るわけにはいきません。公共事業予算の拡充を訴える林長官のもとで建設分野の賃上げを、さらに着実なものとしていきたいと考えます。このためにも、林長官には国の舵取り役を担っていただきたいと思います。

なお、9月5日(木)、林芳正官房長官が自民党の総裁選出馬のご挨拶で、参議院議員会館の自民党の各議員の部屋を訪問されました。私も、古賀友一郎参議院議員、藤木眞也参議院議員など支援する議員の皆さんとともに同行しました。

以下、最近の動きを報告します。

【国会の動き】

国会の動きは特にありませんでした。

【自民党の動き】

8月28日(水)、自民党の水政策・国土保全調査会に幹事長として出席し、国土交通省から最近の災害の状況や治水政策、概算要求について説明を受け、質疑応答を行いました。私からは、今回の台風10号のような巨大な台風の発生を考えると、災害の発生を待つのではなく河川整備基本計画・整備計画の見直しをスピードアップすべきであること、先月訪れたスイスでは1/300の洪水を対象に超過洪水対策を行っており見習うべきであることなど意見を申し上げました。

8月29日(木)、治水議員連盟総会に出席し、国土交通省から最近の災害の状況や治水政策、概算要求について説明を受け、質疑応答を行いました。また、決議文の紹介をさせていただき、藤丸事務局長とともに幹事として党三役に持参いたしました。

9月5日(木)、「公共工事の品質確保に関する議員連盟(品確議連)」の総会に、会長の根本匠衆議院議員、梶山弘志衆議院議員、佐藤信秋参議院議員らとともに出席し、今回の品確法の改正について国土交通省から説明を受けた上で質疑応答を行いました。なお、総会後の記者会見において私から、岸田政権ではGDPも伸び、建設分野の賃金アップも実現したことから、これからもその流れを断ち切らないよう政策を継続することが大事だとお話をさせていただきました。

その他、自民党の物流調査会、ITS推進・道路調査会、国土強靱化推進本部・災害対策特別委員会合同会議、金融調査会、建設関連産業のデジタル化を推進する議員連盟設立総会などに出席しました。

【都内の動き】

8月29日(水)、ラオスの現地視察などで大変お世話になっているシハッタさんがご家族とともに来日され、会館事務所にお立ち寄りいただきました。
ラオスには議員になってからもダムの視察で2度伺っており、関西電力が施主で大林組施工のナムニアップダムや、安藤ハザマと日立造船がダム再生事業として堤体を削坑し発電放流管を設置したナムグムダムなどを視察した際にも、ご案内をいただきました。今回は、家族旅行で来日されたそうです。

8月30日(金)、私がかつて所属した建設物価調査会の「創立77周年記念祝賀会」が開催され、清治元理事長らとともに出席し、白土理事長のご挨拶に続いてお祝いのご挨拶をさせていただきました。半年足らずの在籍でしたが、皆さん、仲間として迎え入れていただきましてありがとうございました。

その後、全地連元会長で中央開発(株)会長の瀨古一郎様の「黄綬褒章受章祝賀会」が都内で開催され、佐藤信秋参議院議員とともに出席し、お祝いのご挨拶をさせていただきました。瀬古様には長年のご功績が高く評価され、誠におめでとうございます。

【地方の動き】

9月4日(水)、仙台に伺い、みちのくコンサルタント株式会社代表取締役会長の柴田久様のお別れの会に出席しお別れのご挨拶をさせていただきました。柴田様はかつて私が東北地方建設局に勤務した折に、職場の仲間としてご指導をいただき、親しくお付き合いさせていただきました。また、私の1回目の選挙の折には、東北地方整備局OBの事務局長として強力にご支援をいただき、私の当選の大きな原動力ともなっていただきました。心からご冥福をお祈りいたします。

【事務局からのお知らせ】
「足立としゆき君と語る会」の様子を「足立としゆき夢だより」(2024.9)に取り纏めましたのでご一読賜れば幸いです。

足立としゆき 夢だより