足立としゆき夢だより【第249号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

1月23日(月)、第211回通常国会が召集され、開会式や本会議が開催されました。会期は、6月21日(水)までの150日間です。

今回も、新型コロナウイルス感染症対策のため、残念ながら参議院本会議場で行われた開会式に私は出席できませんでしたが、3年ぶりに恒例の和装で国会前庭での天皇陛下の送迎を行わせていただきました。

開会式に先立ち、自民党本部で両院議員総会が開催され、岸田文雄総理、茂木敏充幹事長から力強いご挨拶をいただきました。

また、開会式後の参議院本会議で、政府4演説が行われ、岸田総理から施政方針演説の中で、「五か年加速化対策の着実な推進に加え、中長期的・継続的・安定的に防災・減災、国土強靭化を進めるため、新たな国土強靭化基本計画を策定します。」、「高速道路網について、老朽化対策と、四車線化などの進化・改良の取組を着実に実施するための制度整備を行います。」、「物価上昇を超える賃上げが必要です。(中略)中小企業における賃上げの実施に向け、生産性向上、下請け取引の適正化、価格転嫁の促進、(中略)といった対策も一層強化します。」などと表明していただきました。ありがたい限りです。皆さんには、ぜひご期待いただければと思います。

さて、今国会では、昨年末に成立した令和4年度補正予算と合わせて、令和5年度予算案を早期に成立させ、経済回復が図られるよう取り組んでいきたいと考えています。また、政府提出の法案は60本にのぼり、そのうち、国土交通省関係では、鉄道・バス・タクシー等の地域公共交通の活性化のための「地域公共交通活性化再生法改正案」、高速道路の料金徴収期間の延長や四車線化の促進を図るための「道路整備特別措置法改正案」、知床の遊覧船事故を踏まえた「海上運送法改正案」など5つの法案を予定しており、タイトな日程の中での審議となりますが、ご理解・ご支援いただきますようお願い申し上げます。

なお、今国会では本会議での質疑にあたり、本人の判断でマスクをはずしても差し支えないとの方針が示されましたので、ご承知おき願います。

さて、最近の動向は次のとおりです。

【国会の動き】

1月23日(月)、第211回通常国会が開会され、参議院本会議、災害対策特別委員会等に出席しました。

【自民党の動き】

1月23日(月)、自民党の国会対策委員会の全体会議、議員総会に出席するとともに、自民党本部で行われた両院議員総会や国土交通部会に出席しました。

【都内の動き】

1月11日(水)、日本電設工業協会の「新年賀詞交歓会」に出席し、山口会長のご配慮で、石井浩郎国土交通副大臣に続いて新年のご挨拶をさせていただきました。

次に、日本砕石協会関東地方本部の「新年賀詞交歓会」に出席し、青木本部長のご配慮で新年のご挨拶をさせていただきました。

次に、東京管工機材商業協同組合の「賀詞交歓会」に牧原秀樹衆議院議員とともに出席し、向山理事長のご配慮で新年のご挨拶をさせていただきました。

続いて、日本橋梁建設協会の「新年交礼会」に佐藤信秋参議院議員とともに出席し、髙田会長のご配慮で新年のご挨拶をさせていただきました。

なお、この日は、建設産業を支える「鳶(とび)」の皆さんが新年のご挨拶でお越しになられました。
まず、関東連合若鳶会の約20名の皆さんが議員会館の私の事務所にお越しになり、木遣りを披露していただきました。
また、日本鳶工業連合会から4名の皆さんが党本部にお越しになり、党の幹部に木遣りを披露していただきました。
皆さん、新年の門出を祝う木遣り歌に魅了されていました。

1月12日(木)、都内で開催された建設コンサルタンツ協会の「令和5年新年賀詞交歓会」に出席し、野崎会長、斉藤鉄夫国土交通大臣に続いて、新年のご挨拶をさせていただきました。
私からは、お正月にシンガポールを訪れ、そのエネルギッシュな街の活力や、マリーナ・ベイ・サンズに代表される日本の常識では考えられない街づくりに驚いたことなどをお話しし、日本でも既成概念にとらわれないインフラの整備に積極果敢にチャレンジするようお願いしました。
次に、全国測量設計業協会連合会、全国測量設計政治連盟の懇談会に、野瀬会長、岩松会長のご配慮でお招きをいただき、谷公一防災担当大臣、松本剛明総務大臣、石井啓一公明党幹事長が出席され、ご挨拶して退席された後、かなり遅れての到着となりましたが出席し、新年のご挨拶をさせていただきました。藤川政人参議院議員、上月良祐参議院議員にはお残りいただいていましたので、意見交換をさせていただきました。

1月14日(土)、都内で開催された鋼橋をはじめとするインフラ整備を担っている宮地エンジニアリンググループの「安全衛生大会」に、青田社長はじめ各グループ会社の社長の皆さんにご案内をいただき出席し、新年のご挨拶をさせていただきました。ご配慮いただき、ありがとうございました。

1月16日(月)、都内で開催された日本補償コンサルタント協会の「新春交礼会」に清水会長はじめ役員の皆様にご案内いただき出席し、佐藤信秋参議院議員とともに新年のご挨拶をさせていただきました。

次に、全国管工業協同組合連合会の「新年賀詞交歓会」に藤川会長はじめ役員の皆様や大学の同級生の粕谷専務理事にご案内をいただき出席し、自由民主党水道事業促進議員連盟の田村憲久会長とともに新年のご挨拶をさせていただきました。なお、水道事業の施設整備が令和6年度から厚生労働省から国土交通省に移管されることが大いに話題になっていました。私にとりましても念願の移管であり、円滑に進むよう願っています。

続いて、プレストレス・コンクリート建設業協会の「新年賀詞交歓会」に森会長はじめ役員の皆様にご案内いただき出席し、佐藤信秋参議院議員、菊川道路協会会長らとともに新年のご挨拶をさせていただきました。

1月17日(火)、鹿児島県長島町主催の「ながしま 美味でー(うんまかでー)」が川添町長の企画により開催され、ご地元の野村哲郎農林水産大臣や小里泰弘衆議院議員とともに出席して、新年のご挨拶をさせていただきました。
長島町産の野菜、魚、肉等がふんだんに提供され、美味しくいただかせていただきました。皆さんからは、獅子島架橋、3県架橋等への熱い思いをお聞かせいただきました。
なお、翌日には皆さんに会館の事務所にお越しいただき、再び獅子島架橋、3県架橋とりわけ天草架橋についてご要望をいただきました。

1月18日(水)、日本砂利協会関東支部の「新年賀詞交換会」に出席し、佐藤信秋参議院議員とともに新年のご挨拶をさせていただきました。

次に、全国さく井協会の「新春賀詞交歓会」に佐藤信秋参議院議員とともに出席し、会長として新年のご挨拶をさせていただきました。
その中で、1月13日(金)に行った熊本県宇土市との「災害時における技術支援協力に関する協定」の調印式について紹介し、今後、発生が見込まれる首都直下地震や南海トラフ巨大地震を考えると、飲料水のほか洗濯や水洗トイレに使用するための水などの確保が課題となると考えられるため、あらかじめ防災井戸を備えておくことの重要性について訴え、全国展開をお願いしました。

1月20日(金)、トラック輸送振興議員連盟の総会が開催され、細田博之会長、加藤勝信副会長をはじめたくさんの衆参国会議員の先生方や、坂本全日本トラック協会会長、国土交通省の堀内自動車局長、丹羽道路局長らとともに出席しました。
私からは、トラック物流のさらなる効率化のため高速道路のミッシングリンクの解消や四車線化の促進を図るよう道路局長に要請するとともに、トラックの運転手の皆さんの賃上げについて自動車局長に要請をさせていただきました。

【地方の動き】

1月10日(火)、京都市に伺い、岡野会長のお声掛けで京都府建設産業団体連合会の「新春賀詞交歓会」に出席し、渡辺国土交通省近畿地方整備局長、西脇京都府知事、門川京都市長、西田昌司自民党京都府連会長、佐藤信秋参議院議員らとともに、新年のご挨拶をさせていただきました。

1月12日(木)、三重県建設業協会、三重県建設産業団体連合会合同の安全祈願祭が三重県伊勢市の内宮近くの猿田彦神社で行われました。
山野会長、山下名誉会長、建設業協会や建産連の役員の皆様、稲田中部地方整備局長や菅三重河川国道事務所長、三重県の若尾県土整備部長など行政機関の皆様とともに参拝させていただくとともに、ご地元の山本佐知子参議院議員とともに玉串奉奠をさせていただきました。
この猿田彦神社は、祭神がみちひらき・交通安全などの大神で、建築・土木の神として崇められており、この神社への参拝は毎年恒例の行事となっています。

1月13日(金)、熊本県宇土市に伺い、宇土市と(社)全国さく井(さくせい)協会との「災害時における技術支援協力に関する協定」の締結の調印式を、宇土市の元松市長と、さく井協会の会長をおおせつかっている私との間で行いました。
大規模な災害時には、ライフラインが遮断され、長期間にわたって水の確保ができず、被災者が大変不便な生活を余儀なくされるような事態が起こっています。
今後、発生が見込まれている首都直下地震や南海トラフ巨大地震においても、飲料水のほか生活用水(洗濯や水洗トイレに使用するための水等)の確保が課題となると考えられます。あらかじめ防災井戸を備えておけば、そうした際にも水の確保が可能となります。
平成28年の熊本地震での被災を経験した宇土市でも、市が計画中の防災井戸などについて、被災時にはさく井協会が技術的な支援を行い、被害の軽減を図ることを目的として協定を締結いたしました。
協会が自治体と支援協定を結ぶのは全国では熊本県が最初で、県内では熊本市、宇城市、益城町に続いて4例目となります。素晴らしい取り組みだと思いますので、ぜひ全国展開をしたいと考えています。よろしくお願いいたします。

その後、京都市に移動し、京都道路建設業協会と京都アスファルト合材協会との合同の賀詞交換会に、喜多川会長、玉井会長にご案内をいただき出席し、前防災担当・国土強靱化担当大臣の二之湯智先生とともに、新年のご挨拶をさせていただきました。

1月19日(木)、佐賀市内で佐賀県建設業協会が主催して「気張ろう!建設業 新春の集い2023」が開催され、私の後援会長の陣内孝雄元参議院議員、ご地元の山口佐賀県知事、藤木県議会議長、岩田和親衆議院議員、福岡資麿参議院議員、山下雄平参議院議員らとともに出席して、ご挨拶をさせていただきました。
私からは、建設産業界の経営者の皆さんにしっかり賃上げに取り組んでいただくようお願いし、そのための環境整備、すなわち公共事業予算の確保や設計労務単価のアップ、歩掛りの改善、スライド条項の適用などに全力で取り組むことをお約束させていただきました。

1月21日(土)、兵庫県丹波市で開催された「国道429号榎峠バイパス起工式」に、改修促進同盟会副会長の林丹波市長、会長の大橋福知山市長にご案内をいただき、ご地元の谷公一国務大臣、本田太郎衆議院議員、石川兵庫県議会議員、井上京都府議会議員等とともに出席し、お祝いのご挨拶と鍬入れを執り行わせていただきました。
国道429号榎峠バイパスは、京都府福知山市談と兵庫県丹波市青垣町を約1kmのトンネルで結ぶバイパスで、青垣町から山一つ北に越えた京都府福知山市夜久野町に私の実家があり、青垣町から西に山を越えると母の実家のある朝来市ということで、私にとって大変ご縁のある道路です。
また、青垣町の遠坂地区は、地域の6〜7割が足立姓と聞きます。これは、「鎌倉殿の13人」の1人である足立遠元の孫の足立遠政が鎌倉幕府からこの地に地頭として派遣されたことが影響していると聞きます。その面でも大変馴染みのある地域でもあります。
なお、榎峠バイパスは令和8年度完成を予定しており、1日も早い完成に向け、私も全力を尽くしてまいりますので、皆様の暖かいご支援をよろしくお願いいたします。