足立としゆき夢だより【第193号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

東京でも、冬の寒さを身にしみて感じるようになってまいりましたが、皆様には、いかがお過ごしでしょうか?

11月19日(金)、政府は「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」を閣議決定しました。
この経済対策は、岸田新内閣が10月8日(金)の所信表明演説でその策定を表明していたもので、財政支出約55.7兆円、事業規模は約78.9兆円で、GDPの下支え・押し上げ効果を5.6%と見込んでいます。

経済対策の内容は(1)新型コロナウイルス感染症の拡大防止、(2)「ウィズコロナ」下での社会経済活動再開と次なる危機への備え、(3)未来社会を切り拓く「新しい資本主義」の起動、(4)防災・減災、国土強靱化の推進など安全・安心の確保、の4つの柱で構成されています。 
4つめの柱の「防災・減災、国土強靱化の推進など安全・安心の確保」は、所信表明演説の「重要インフラの整備などの国家的課題に計画的に取り組みます。老朽化対策を含め、防災・減災、国土強靭化の強化とともに、高速道路、新幹線など交通物流インフラの整備を推進します」とのご発言を踏まえ盛り込まれたもので、大雨や地震などの災害への備えを強化するとともに、東日本大震災からの復興に引き続き全力で取り組むこととしています。

これを受けて、11月26日(金)、令和3年度補正予算が閣議決定されました。
公共事業予算は、総額で約2兆円程度、うち国土強靭化が1兆2,500億円程度(うち国土交通省1兆213億円)、生産性向上等が3,500億円程度(うち国土交通省2,339億円)、災害復旧等が4,000億円程度(うち国土交通省3,154億円)です。
国土強靭化に加え、生産性の向上として八街の通学路の事故を踏まえた対策などが盛り込まれたのが、防災・減災、国土強靭化以外にも補正予算が計上されたこととなり、とても大きいことと考えています。

この結果、おおむね令和3年度の初めと同程度予算が、令和4年度の初めにも確保できる見通しとなりましたので、その点については、大きな成果であったと思います。

なお、複数年度にわたる事業に対して、「事業加速円滑化国債」として、補正予算からスタート・支出できる国債を設定することも補正予算には盛り込まれました。
岸田総理のおっしゃっておられる「財政単年度主義の弊害の是正」につながる重要な取り組みであり、大いに評価していただきたいと思います。

なお、非公共事業の補正予算として、高速道路の大口多頻度割引の最大割引率を40%から50%に拡充する措置を令和5年3月末迄継続することも決定となりました。物流を担う自動車運送事業者の皆様の期待にも応えることができたのではないかと考えています。

その他、最近の動向は次の通りです。

【自民党の動き】

11月9日(火)、日本建設業連合会の宮本会長、押味副会長、蓮輪副会長、山本事務総長から自民党幹部(幹事長、総務会長、政調会長)に対して要望が行われ、10日(水)には、全国建設業協会の奥村会長、山崎専務、若山常務から自民党幹部(幹事長、総務会長、政調会長)への補正予算の要望が行われ、同席しました。
なお、全建からは17日(水)にも改めて、斉藤鉄夫国土交通大臣や自民党幹部(総務会長、幹事長)に対し、来年度当初予算の要望が行われました。

11月17日(水)、治水議連総会が開催され、司会を務めさせていただきました。また、海岸保全整備促進議員連盟にも出席して意見発表をさせていただきました。

11月18日(木)、公共事業に関係の深い山本有二先生、梶山弘志先生、小渕優子先生、参議院の佐藤信秋先生とともに、鈴木俊一財務大臣のところに伺い、「令和3年度補正予算及び令和4年度当初予算の編成に向けての基本的考え方について」の申し入れを行いました。
具体的には、防災・減災、国土強靭化の5カ年加速化対策の2年目の予算確保のため補正予算の確保を図ること、令和4年度当初予算の増額を図ること、計画的かつ円滑な事業執行となるよう運用面の必要な措置を講ずることなどを申し入れました。

その他、政調全体会議、国土交通部会、住宅土地・都市政策調査会、自由民主党住宅対策促進議員連盟などが補正予算の確保等を目的として行われました。結果的にそうした取り組みが大きな効果をあげたのではないかと考えています。

【都内の動き】

11月16日(火)、私の実家のある京都府により、政府予算等に関する重点要望説明会が開催され、西脇京都府知事から政府予算等に関する重点要望説明が行われました。私からは、淀川水系や由良川水系の治水対策の推進、山陰近畿自動車道や新名神、京都市と大津市・亀岡市とのダブルルート化等について、必要性を訴えさせていただきました。

また、翌17日(水)には、齋藤兵庫県知事から令和4年度国の予算編成等に対する提案がありました。私からは、円山川水系をはじめ治水対策の推進、山陰近畿自動車道や大阪湾岸西進部や名神湾岸連絡線の整備促進の必要性を訴えさせていただきました。

その他、災害復旧促進全国大会、全国治水期成同盟会連合会の治水事業促進全国大会、安全・安心の道づくりを求める全国大会、全国治水砂防促進大会、簡易水道整備促進全国大会に出席し、補正予算の必要性等を訴えさせていただきました。

このような活動が、令和3年度補正予算、令和4年度当初予算の編成の後押しとなることを期待しています。

11月19日(金)、全国コンクリート圧送事業団体連合会の佐藤会長から来年の参議院選に向けての推薦状を手交いただきました。ありがとうございました。
続いて、ダイワハウス本社に伺い、住宅生産団体連合会の会長でもある芳井社長にご挨拶をさせていただきました。

【地方の動き】

11月18日(木)、茨城県水戸市で開催された全国測量設計業協会連合会の関東地区協議会の総会後に開催された懇親会に出席し、主催者の司代茨城県測協会長、佐藤関東地区協議会長に続いて、白田茨城県議会議員とともにご挨拶をさせていだきました。
なお、全国測量設計業協会連合の方波見会長、東京都測量設計業協会の岩松会長、関東地区各県より栃木測協の堀江会長長、群馬測協の嶋田会長、埼玉測協の細沼会長、千葉測協の古里会長、神奈川測協の千葉会長、山梨測協の大石会長をはじめ各県の幹部や事務局の皆様がご出席でした。
続いて、来年の参議院選挙に向けて佐藤関東地区協議会長より推薦状の手交をいただきました。

11月19日(金)、熊本市で開催された全国測量設計業協会連合会の九州地区協議会の総会後に開催された懇親会に出席させていただきました。
九州地区協議会の藤本会長の主催者挨拶のあと、田嶋熊本県副知事に続いて佐藤信秋参議院議員とともに全測連顧問としてご挨拶をさせていただきました。続いて、地元国会議員の木原稔衆議院議員、松村祥史参議院議員、馬場成志参議院議員、前川自民党県連会長からご挨拶がありました。
なお、全国測量設計業協会連合会の方波見会長、全国測量設計政治連盟の野瀬会長、砂川沖縄測協会長、池村前会長、九州各県から横山福岡測協会長、福島佐賀測協会長、安部長崎測協会長、甲斐大分測協会長、西田宮崎測協会長、安永鹿児島測協会長をはじめ九州各県の幹部の皆様、事務局の皆様が出席されていました。
続いて、来年の参議院選挙に向けて熊本地方区の松村祥史先生とともに九州地区協議会の藤本会長から推薦状の手交と後援会名簿をいただきました。皆様のご期待にお応えできるよう、松村祥史先生とともに頑張って参りますので、よろしくお願いいたします。

11月20日(土)、秋田県仙北市田沢湖町で開催された「玉川ダム竣工30周年記念シンポジウム」に参加し、基調講演などを行わせていただきました。私は、昭和59年4月から2年弱、当時の玉川ダム工事事務所で工務課長、調査設計課長として、ダム本体2期工事の発注、1mリフトへの変更、鎧畑ダムの再生事業、酸性水処理施設などを担当いたしましたので、大変思い出深い場所です。
主催者を代表して田口仙北市長からご挨拶があり、次に東北地方整備局の三輪副局長、ご地元の御法川信英衆議院議員などからご挨拶があり、庄子玉川ダム管理所長の事業報告に続いて、私から「玉川ダムの建設と酸性水対策」と題して、RCD工法による本格的ダム施工、直下流の鎧畑ダムへの利水放流設備の新設、酸性水処理施設の新設などをテーマに基調講演をさせていただきました。
続いて、松富秋田大学教授のコーディネートにより、國友河川部長、移転者の田中さん、下流の仙北土地改良区の伊藤理事長、発電関係の佐藤公営企業課長によりパネルディスカッションが行われ、玉川ダムや田沢湖の未来について語り合いました。私も、アドバイザーとして参加させていただきました。ありがとうございました。

秋田県仙北市田沢湖町で玉川ダムの建設や管理に携わった方々が構成メンバーのOB会である「玉川ダム会」が開催され、参加しました。
翌日には、玉川ダムや酸性水処理施設の見学会も行われ、懐かしく現地を見させていただきました。ご準備いただきました皆様、ありがとうございました。

11月22日(月)、岩手県内の宮古支部、釜石支部、遠野支部、盛岡支部で国政報告会を開催していただきました。
宮古支部では、大坂支部長のお声かけで、会員の皆様にお集まりいただき国政報告を行いました。
次に、釜石支部で八幡支部長のお声かけで、会員の皆様にお集まりいただき国政報告を行いました。
続いて、遠野支部に伺い、三浦副会長、阿部支部長のお声かけで、会員の皆様にお集まりいただき国政報告を行いました。
最後に、盛岡支部に伺い、遠藤支部長のお声かけで、木下前会長、海野副会長、小原副会長、三浦副会長、森田副会長、佐藤副会長をはじめ会員の皆様にお集まりいただき、国政報告をさせていだきました。
今回、各会場で岩手県建設業協会の向井田会長に私の紹介を含めご挨拶をいただき、皆様から暖かい激励をいただきました。感謝申し上げます。また、ご同行いただきました協会の菊池専務理事、東北建設業協会連合会の大槻専務理事、各会場でご準備いただきました事務局の皆様に、感謝を申し上げます。

11月23日(火)、新千歳空港で国土交通省OBの関さんと合流し、翌日から試験湛水を開始する平取ダムに伺いました。
平取ダムは、放流設備や魚道など堤体内部に5つの構造物が配置されている関係で、従来工法の柱状ブロック工法で本体コンクリートの打設が行われた重力式コンクリートダムで、ダム高は55m、施工は西松・岩田地崎・岩倉特定建設工事共同企業体が担当しています。
現場では、北海道開発局の石塚建設部長、篠宮室蘭開発建設部長、沙流川ダム建設事業所の田代所長、西松・岩田地崎・岩倉JVの皆さんにご案内をいただきました。
工事に携わった沙流川ダム建設事業所の田代所長、JVの西松建設の現場代理人の梅津さん、監理技術者の永田さんから「現場の声」もお聞かせいただきました。
翌朝には、平取ダム建設工事共同企業体による湛水修祓式に参列し、玉串奉奠を行わさせていただきました。修祓式を執り行っていただきました平取町の義経神社の楡田宮司夫妻は、以前からご縁のある方々で、ご挨拶の中で私についてもご紹介いただきました。ありがとうございました。
なお、式典が終わる頃には、大変な雪になっていましたが、試験湛水が無事終わるよう願っています。

次に、雪深い国道237号で占冠村に抜け、道東自動車道で帯広市に伺い、帯広建設業協会の萩原会長をはじめ、役員の皆様にお声がけいただき、国政報告会を開催いただきました。
萩原会長のご挨拶に続いて私から国政報告をさせていだき、皆様から激励をいただきました。ありがとうございました。
なお、帯広地区でお世話いただいています北海道開発局OBの高橋さん、紅葉さん、高橋さんにもご同席いただきました。

続いて、雪のトマム、富良野を経由して旭川市に向かい、旭川建設業協会の若手で構成されている二世会の谷脇会長のお声かけで役員とシニア会の皆様にお集まりいただき、国政報告会を開催していただきました。谷脇会長のご挨拶に続いて私から国政報告をさせていだき、皆様から激励をいただきました。
会場には旭川地区でお世話をいただいております北海道開発局OBの伊藤さん、鎌田さん、柳原さんにもご同席いただきました。

11月25日(木)、雪の旭川市で早朝8時から、旭川建設業協会の川島会長はじめ役員の皆様にお声かけいただき国政報告会を開催いただきました。
冒頭、旭川建設業協会の川島会長と道北造園建設業協会の奥野会長から推薦状を手交いただきました。また、電気工事業の各社からも推薦状をいただきました。
その後、川島会長のご挨拶に続いて私から国政報告をさせていただきました。
会場には旭川地区でお世話をいただいております北海道開発局OBの伊藤さん、鎌田さん、柳原さん、尾形さん、坂内さん、斉藤さん、中野さん、田中さんにもご同席いただきました。

続いて、かなり激しく雪の降る留萌市に伺い、留萌建設協会の堀口会長はじめ役員の皆様にお声かけいただき国政報告会を開催いただきました。
冒頭、堀口会長より推薦状を手交いただいた後、ご挨拶をいただき、続いて私から国政報告をさせていだきました。
会場には留萌地区でお世話をいただいております北海道開発局OBの山崎さん、船木さん、片倉さんにもご同席いただきました。

続いて、留萌市とは一転して雪のない岩見沢市の空知建設業協会で、砂子会長をはじめ役員の皆様にお声かけをいただき国政報告会を開催いただきました。
空知建設業協会からは既に札幌で推薦状を手交いただいておりましたので、会長のご挨拶に続いて私から国政報告をさせていだき、佐々木さんのご発声の「ガンバロー」で締めくくっていただきました。
会場には空知地区でお世話をいただいています北海道開発局OBの宮島さんにもご同席いただきました。

次に、江別市の江別建設業協会で久保会長はじめ役員の皆様にお声かけいただき、国政報告会を開催いただきました。
冒頭、久保会長からの推薦状の手交後、ご挨拶をいただきました。続いて私から国政報告をさせていだき、相談役の小野さんのご発声の「ガンバロー」で締めくくっていただきました。
会場には、江別地区でもお世話をいただいております北海道開発局OBの宮島さんにご同席いただきました。

なお、3日間ご同行いただき、応援弁士まで務めていただきました国土交通省OBの関さん、またこの間、約850㎞に及ぶ遠距離を運転いただきました土井さんに感謝を申し上げます。
また、各会場でご準備をいただきました各協会の事務局長をはじめ職員の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

11月26日(金)、福島県に伺い、福島県建設業協会の県南支部、田島支部、喜多方支部で国政報告会を開催していただきました。
まず、新白河駅で福島県建設業協会の鈴木専務理事と木村さんと合流し、白河市の県南支部に伺いました。深谷支部長をはじめ幹部の皆様、建設産業団体連合会の小野会長、測量設計業協会の役員の皆様はじめ会員の皆様にご出席いただき、深谷支部長の挨拶に続いて私から国政報告をさせていだきました。
次に、南会津町の田島支部に伺い、芳賀山口支部長、浅沼田島支部長、渡部南会津町連絡協議会長、美馬只見建設業協会長はじめ役幹部の皆様、会員の皆様にご出席いただき、芳賀支部長の挨拶に続いて私から国政報告をさせていだきました。

続いて、喜多方市に移動し、喜多方支部に伺いました。渡部猪苗代支部長、茅原前喜多方支部長はじめ会員の皆様にご出席いただき、渡部支部長の挨拶に続いて私から国政報告をさせていだきました。
なお、出席された女性の職員さんから「足立さん、昨日まで北海道に行ってたんですね」とお声かけいただきました。私のHPからFacebookの情報をご覧いただいていたとのことで、嬉しい限りでした。
なお、各会場で進行いただきました鈴木専務理事や同行いただきました木村さん、そして各会場でご準備をいただきました事務局長はじめ職員の皆様に感謝を申し上げます。

11月29日(月)、宮地エンジニアリング(株)の青田社長に大阪で国政報告会を開催していただき、最初に推薦状を手交していただくとともに、ご紹介のご挨拶をいただきました。
続いて私から、橋本支社長をはじめ関西支社の皆さん、植田組の植田会長をはじめ関西の関連会社の皆さんに、国政報告と質疑応答をさせていただきました。ご案内いただきました国土交通省OBの塩見さん、ご出席いただきました国土交通省OBの霜上さんに感謝を申し上げます。

続いて、奥村組土木興業(株)に伺い、奥村副社長のご挨拶に続いて、東専務取締役本部長、高辻東京支店長をはじめ社員の皆さんに国政報告をさせていただきました。ご案内いただきました国土交通省OBの山本さんに感謝を申し上げます。

その後、(株)奥村組に伺い、奥村太加典社長からご紹介をいただいた後、幹部や社員の皆さんに国政報告をさせていただきました。
最後に社員の皆さんとグータッチをさせていただきましたが、笑顔で明るい若者がたくさんおられ、社風を感じさせていただいたような気がしました。
続いて、日建連関西支部の講習会後の時間をお借りして、国政報告をさせていただきました。関西支部会員の代表37社の皆さんと名刺交換もさせていただきました。ご案内いただきました国土交通省OBの村上さんに感謝申し上げます。

なお、この間ご同行いただきました国土交通省OBの見波さんに、感謝申し上げます。

その後、近畿地方整備局OB会の「いわき会」の国政報告会に出席し、先輩方や元同僚など旧知の皆さんに国政報告と質疑応答をさせていただきました。
続いて開催されました近畿世話役会といわき会合同の意見交換会にも出席し、皆さんに近況報告などをさせていただきました。意見交換会にご出席いただきました皆さん、ありがとうございます。

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