足立としゆき夢だより【第133号】をお届けします
皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。
大型で猛烈な台風19号が北上を続け、東日本直撃の様相です。
先日、千葉県で大きな被害を発生した台風15号のような暴風や、大雨により甚大な被害が発生することが心配されます。
ご自宅や会社の周り、建設現場などを点検して、物が飛ばないように固定したり、不測の事態が生じないように片付けるなど事前の対策をしっかり講じるとともに、気象情報に注意を払い、JR東日本が計画運休を検討するような状況でもありますので、無理な外出を控えたり、明るいうちの早めの避難に心がけるなど、万全を期していただきますようお願いいたします。
さて、10月4日(金)、記念すべき第200回国会(臨時国会)が召集されました。
参議院議院運営委員会の理事の職を今国会から離れましたので、本会議開催の手続きのための会議に出席することはなくなりました。少し肩の荷がおりました。
当日の早朝から、国土交通部会の正副部会長会議に出席したのち、国土交通部会に出席しました。
その後、国会内の参議院幹事長室に移動し、副幹事長以上の皆さんとともに当日の予定を確認し、議員総会に出席して新たに大臣・副大臣・政務官などに就任した方々からご挨拶をいただき、さらには私の後任の議運の理事である佐藤啓参議院議員から本会議の議事について説明を受けました。
続いて、10時から本会議に出席し、議席の決定などの手続きを行いました。
本会議終了後、災害対策特別委員会に出席し、委員長・理事の選任の手続きを行いました。なお、私は理事を拝命いたしました。
続いて、国民生活・経済に関する調査会に出席し、やはり会長・理事の選任の手続きを行いました。
引き続き、自民党の両院議員総会に出席し、安倍晋三総裁、二階俊博幹事長、世耕弘成参議院幹事長の今国会に向けた決意のご挨拶を伺いました。
13時から、衆参国会議員が参議院本会議場に集まり開会式が開かれ、天皇陛下から開会にあたってお言葉をいただきました。
なお、開会式に先立ち衆参国会議員は国会正門前で天皇陛下のお迎えを行い、開会式終了後は再び国会正門前でお見送りをいたしました。
その後、本会議が再開され、安倍晋三総理から大変気迫のこもった所信表明がありました。これを踏まえ、国会の論戦が始まることになりました。
10月8日(火)、9日(水)、参議院本会議で代表質問が行われ、世耕弘成幹事長、石井準一幹事長代理が質問に立たれました。
なお、8日(火)昼に開催された参議院の正副議長主催の議員懇談会に出席しました。
その他、最近の動向をご紹介いたします。
【国会関係】
今国会から、参議院の災害対策特別委員会理事を拝命するとともに、国土交通委員会の委員、決算委員会の委員、国民生活・経済に関する調査会の委員を拝命いたしました。
災害対策特別委員会、国土交通委員会は、私が専門としている分野でもありますので、皆さんのご要望をしっかり受け止め、活動していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
【自民党関係】
自民党における役職としては、参議院自民党の副幹事長、国土交通部会の副部会長、広報本部の新聞出版局次長、組織運動本部国土・建設関係団体副委員長を拝命いたしました。よろしくお願いいたします。
なお、国土交通部会の副部会長を拝命いたしましたので、10月4日(金)、党本部で開催された正副部会長会議に出席したのち、国土交通部会に出席しました。今国会で審議予定の「港湾法の一部を改正する法律案」と、品確法の改正など担い手三法の改正に伴う「基本方針」や「運用指針」が議題でした。これらの方針、指針につきましては建設分野の皆さんの仕事が円滑に進むように早期に取りまとめることができるよう、しっかりフォローさせていただきます。
その他、東京都連の国会予算・税制改正等を含む全般的な意見交換会、宏池会の例会等に出席しました。
【都内の催し】
10月7日(月)、江戸川改修促進期成同盟会の懇談会が党本部で開催され、地元の衆参国会議員の先生方とともに出席し、ご挨拶をさせていただきました。
夕方、9月にドイツ、オーストリア、スイスで行った「欧州近自然川づくり調査」の際にご案内など大変お世話になりました「山脇正俊さんを囲む会」に出席し、調査団に参加した皆さんと意見交換を行いました。
【地方の催し】
10月3日(木)、全国測量設計業協会連合会の総会が和歌山市で開催され、途中からではありましたが意見交換に参加させていただきました。続いて、国政報告もさせていただきました。
引き続き懇親会に出席し、仁坂和歌山県知事、近畿地方整備局の橋本企画部長らとともにご挨拶をさせていただきました。
私は和歌山の中学校・高校の出身ですので、会場内にそれぞれ後輩の皆さんもたくさんおられ、大いに盛り上がりました。
【建設分野のトピックス】
台風15号の暴風により、千葉県を中心に生活関連インフラ全般に亘る被害が発生しました。
この災害において、全壊、大規模半壊、半壊家屋への支援については災害救助法等の対象でしたが、一部損壊家屋の被害への支援が不十分との議論があり、10月9日(水)、政府は災害救助法に基づく被災住宅の応急修理支援を拡充し、今まで対象外だった「一部損壊」家屋被害に対して最大30万円を支援することとなりました。なお被害規模が小さい家屋は防災・安全交付金の対象のため、切れ目ない支援となります。
本年すでに発生した災害から、同法が適用された市町村内の住宅にこの支援策が適用されることになり、特に台風15号で被災した千葉県内の市町村や8月の九州北部の大雨の被害を受けた佐賀県内の市町村などに適用されますので災害復旧工事が加速されるよう期待しています。
災害後復旧工事を対象とした事故繰越事務手続きについて、これまで、東日本大震災復興特別会計予算及び熊本地震に伴う工事のみを対象に簡素化されていましたが、新たに全ての災害復旧・復興事業が簡素化の対象とすることとなりました。
10月9日(水)に財務省主計局司計課長から各省会計課長等あて事務連絡が送られ、今後、各地方整備局、地方公共団体に通知されることになります。これにより、あらゆる災害復旧事業が柔軟な対応ができるようになり、復旧工事の円滑化にも繋がるものと期待されます。