足立としゆき夢だより【第110号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

10月24日(水)、第197回国会(臨時国会)が召集されました。会期は12月10日(月)までの48日間です。
今年度発生した西日本の豪雨災害や北海道胆振東部地震などの災害からの復旧・復興の費用を盛り込んだ平成30年度第一次補正予算案などの審議を行う予定です。
私も今国会から自民党の国会対策委員会の副委員長、参議院の議院運営委員会理事を仰せつかることになりました。よろしくお願いいたします。

召集日の24日は、朝から自民党の国会対策委員会、参議院議院運営委員会、自民党の参議院議員総会の順に出席し、10時から本会議となりました。
本会議では、議席の決定や常任委員会の委員長の選任などが行われました。その後、再び、参議院議院運営委員会が開催され、会期が提案され、続いて自民党の両院議員総会が開催され、安倍晋三総裁、二階俊博幹事長、橋本聖子参議院議員会長からご挨拶がありました。

続いて13時から天皇陛下をお迎えして開会式が行われました。
まず、国会前庭で天皇陛下をお迎えし、参議院本会議場で開会式が行われ、天皇陛下からお言葉をいただき、終了後には国会前庭でお見送りをさせていただきました。
続いて2回目の本会議が開催され、12月10日(月)まで48日間の国会会期が決定されました。続いて、安倍晋三総理の所信表明演説、麻生太郎財務大臣の財政演説が行われました。

今後、30日(火)、31日(水)の代表質問の後、予算委員会で平成30年度第一次補正予算案の審議を行うことになります。災害復旧を加速するために補正予算の早期成立に全力を尽くして参りますので、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

さて、最近の動向を紹介します。

【国会関係】

10月24日(水)、第197回国会(臨時国会)が招集されました。会期は12月10日(月)までの48日間です。
なお、国会の召集に当たり、議院運営委員会やその理事会が再三開催されました。

【自民党関係】

10月12日(金)、建設産業団体連合会の渡邉会長など幹部の皆さんの公共事業予算拡大などの要望活動に、佐藤信秋参議院議員とともに同行しました。
加藤勝信総務会長からは、「岡山も西日本の豪雨で被災した。しっかり対応していきたい」とのお話がありました。
岸田文雄政調会長からは「これまでないような多様で激甚な災害が発生している状況、しっかり対応していく必要がある。第一次補正は直ちに臨時国会で成立させるが、続いての補正は規模とタイミングを見極める必要がある」とのお話しでした。
二階俊博幹事長からは、「来年は参議院の選挙。建設分野の底力を見せて欲しい」とのお話がありました。

10月22日(月)、山本有二衆議院議員の「国政を語る会」に出席し、立礼をさせていただきました。

その他、自民党執行部会、国会対策委員会の正副委員長会議、宏池会在京議員懇談会などに出席しました。

【都内の催し】

10月16日(火)、新潟県建設業協会魚沼支部の女性部の佐々川会長をはじめ30名の皆さんが研修の一環として国会見学に来られました。見学に先立ち、佐藤信秋事務所の秘書の安さんとともにご挨拶をさせていただきました。
皆さん、上京の折に国会内部のご案内をさせていただきますので、ぜひお声かけください。私の事務所の秘書さんたちが喜んでご案内させていただきます。

10月22日(月)、「しまね建設産業イメージアップ女子会」の4名が、恒例となった島根県の建設業界で働く女性をモデルとしたカレンダーを持参して、議員会館にお越しになりました。
引き続き、建設業で働く女性が一人でも増えるように、皆さんに頑張って活動していただきたいと思います。
なお、私が一時所属した建設物価調査会が取りまとめた建設業における女性活躍を支援するプロジェクト「team HIMAWARI  チームひまわり」の小冊子でも、その活動が紹介されています。

続いて、和歌山県建設業協会の中井会長をはじめ幹部の皆さんとの意見交換会に出席させていただきました。

【地方の催し】

10月13日(土)、静岡県吉田町で開催された「吉田町防潮堤整備着工式」に井林辰憲衆議院議員、牧野たかお参議院議員とともに出席してお祝いのご挨拶をさせていただきました。また、引き続き初めて体験する「盛土開始セレモニー」も執り行わせていただきました。
行政側からは、田村吉田町長、国土交通省の斎藤海岸室長、中部地方整備局の勢田局長などが出席されました。
私は、東日本大震災直後の平成23年7月から中部地方整備局長をしておりましたので、南海トラフ巨大地震対策に全力で取り組みましたし、当時道路上に津波避難タワーを建設する取り組みを精力的に進めていた田村町長には大変お世話になりました。津波避難タワーは道路上のタイプ6基含め、既に15基建設されています。

10月14日(日)、富山県南砺市で開催された「利賀ダム工事用道路完成・一般国道471号利賀バイパス開通式」に、ご地元の綿貫民輔元衆議院議長、橘慶一郎衆議院議員、野上浩太郎・堂故茂参議院議員とともに出席し、お祝いのご挨拶をさせていただきました。
また、引き続きテープカット、そして渡り初めなどのセレモニーを執り行わせていただきました。
行政側からは、石井隆一富山県知事、田中南砺市長、国土交通省の井上治水課長、北陸地方整備局の吉岡局長などが出席されました。
このダムは、平成21年の政権交代に伴い突如行うこととなったダム検証の対象プロジェクトで、私が水管理・国土保全局長の際の平成25・26年には結論を出すことができず、後輩の皆さんが平成28年7月にようやく継続を決定していただいた、私にとって地域の皆さんに誠に申し訳ないという想いを持っているダムです。したがって、ご挨拶の中でも皆様にご迷惑をおかけしたことについてお詫びを申し上げました。
なお、今回開通する区間は、ダムサイトへの唯一の進入路である国道471号が狭隘で急峻なため、別ルートで5km近いトンネルを整備して工事用道路として使用しようという付け替え道路の一部で、利賀大橋を含む最初の区間700mが開通したものです。
これにより、ダム本体工事に向け大きく一歩を踏み出すことができましたので、私としても万感の想いでした。

10月16日(火)、金沢市に伺い、北陸建設業協会の地域懇談会後の意見交換会に出席し、佐藤信秋参議院議員とともにご挨拶をさせていただきました。
久しぶりに、全建本部の近藤会長や伊藤専務、石川の吉光会長、富山の竹内会長、新潟の植木会長などの皆さんと意見交換をすることができました。

10月19日(金)、私がかつて建設に携わった宮ヶ瀬ダムのOB会「宮ヶ瀬会」が、神奈川県厚木市で開催されました。
これまで会長を務められた上阪先輩が退かれ、私が会長に就任することとなりました。皆さん、日本一のダム「宮ヶ瀬ダム」が、これからも日本一であり続けられますように、よろしくお願いいたします。
なお、私が所長の際に地元清川村の建設課長として大変お世話になりました大矢清川村長も出席されました。ありがとうございました。

【建設分野のトピックス】

政府は10月15日(月)の臨時閣議で、平成30年度第一次補正予算案を決定しました。総額は9356億円で、平成30年7月豪雨や北海道胆振東部地震などの復旧・復興事業に7275億円を計上し、公共土木施設の復旧や大規模な山腹崩壊への対応が実施されます。また、学校の緊急重点安全確保対策として熱中症対策の冷房設置や倒壊の危険性があるブロック塀対策等に1081億円が充てられます。
これらについては、迅速な復旧・復興が急務となっており、臨時国会において早期成立を目指します。
また、引き続き、現在、安倍総理の指示に基づいて実施している重要インフラの緊急点検を踏まえて、来年の通常国会に、経済対策の要素を盛り込んだ第2次補正予算案の提出が検討されており、私としても大規模補正予算を確保できるよう頑張って参りますので、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

皆さん、引き続き、ご協力をよろしくお願い申し上げます。