9月20日からの豪雨により甚大な被害を受けた輪島市、珠洲市の被災現場に伺う-2

次に、輪島市久手川町の塚田川の氾濫現場に伺いました。土砂洪水氾濫ともいうべき土砂や流木の大氾濫により谷全体が濁流に見舞われ、住宅も基礎だけが残っているような状態で、大変悲惨な状況でした。この現場は女子中学生などが流され犠牲になられたところです。
続いて、能登半島の外浦の沿岸部を走る国道249号沿いで、輪島市野田町の「白米千枚田」の近くで地震により隆起して現れた岩盤を生かし、大型土のうと盛り土で2車線の仮設迂回路を整備している現場に伺いました。施工は清水建設です。
この付近も山腹崩壊で被災しているため、仮設迂回路をさらに沖出しして再整備していました。なお、使用されてる大型土のうのは、5,200袋だそうです。