8月15日に近畿地方に上陸した台風7号の被災状況調査-1
8月25日(金)、26日(土)の2日間にわたり、8月15日に近畿地方に上陸した台風7号の被災状況調査のため鳥取県、兵庫県、京都府に伺いました。
鳥取県では、公共土木施設や上下水道施設などに大きな被害が発生し、最大853世帯、1814名が孤立するなど甚大な被害となりました。
鳥取空港で鳥取県建設業協会の井木会長、米谷専務理事、服部常務理事、八頭建設業協会の山根会長、国土交通省OB会「建設21世紀の会」から澤口さん、鈴木さん、安藤さんにお迎えをいただき、まず最初に一級河川千代川上流の佐治町に伺いました。現地では、佐治川沿いの国道482号が一部陥没や土砂流出などにより全面通行止めが続いていました。佐治川上流の県管理の佐治川ダムは完成して50年が経ちますが、今回、初の緊急放流を行ったとのことですが、鳥取市と管理者の県が連絡を密にとり、流域住民に十分な情報提供が行った結果、大きな問題はなかったと聞きました。
現地では、別府地区、古市地区、森坪地区、福園地区の国道等の護岸崩落現場や落橋した高山橋などの現場に伺いましたが、国土交通省の貴⽥⿃取河川国道事務所⻑、鳥取県県土整備部の米増道路局長、清水事務所長などに同行いただき、詳しくご説明をいただきました。ありがとうございました。