高知県大豊町 高知自動車道落橋現場視察
高知県大豊町に伺い、高知自動車道の落橋現場を訪れました。
これは、ネクスコ西日本が管理している4車線の高速道路のうち、上り線2車線分の橋梁が、豪雨による大規模な土砂崩れに伴い落橋したもので、このような災害は私も初めての経験です。
現地には、橋脚やアバットは残っていましたが、桁は遥か下の川まで落ちてしまっているとのことでした。
なお、高知道は私が四国地方整備局長として赴任した平成21年の前年に4車線化が完成しており、今回残った下り線を対面交通で活用することにより現在は通行を確保しています。
高知道が止まると四国の物流が致命的な影響を受けてしまいますので、ネクスコ西日本の迅速な対応に心から感謝いたします。
今回の災害を見て、やはり重要な道路は4車線化しておく必要があると改めて思いを強くしました。
日本の高速道路の38%が暫定2車線ですが、韓国の高速道路は100%4車線以上です。その他の先進国もほとんどが4車線以上です。こんなことではいけません。