芦田川水系福川、沼田川水系沼田川・梨和川、太田川水系三篠川被災現場
11月23日(金)、中国地方整備局の岩崎河川部長、広島県の蒲原県土整備部長、中国地方整備局のOBで構成する「建設21世紀の会」の藤原会長などに休日にもかかわらずご案内いただき、今年7月の西日本の豪雨災害で被害を受けた広島県内の河川の現場に伺いました。
まず訪れたのが、福山市内の芦田川水系福川の現場です。ここでは、2箇所の排水ポンプの能力を大きく超える雨が降り800戸近い浸水被害がありました。
続いて三原市の沼田川水系沼田川、梨和川の現場に伺いました。ここでは越水や支川の堤防決壊により3,800戸を超える浸水被害がありました。沿川のコカコーラの工場が移転することになったとの話も聞きました。沼田川本川は予備費などを活用して、すでに河川内の水の流れの障害となっていた堆積土砂や樹木の撤去が緊急的に進められていました。
続いて太田川水系三篠川のJR芸備線の落橋現場に伺いました。桁がすべて流失しており、凄まじい水流のエネルギーに驚きました。
広島県内の被災箇所については、土砂災害の現場を中心に7月に見させていただきましたが、河川の被害の大きさにも改めて驚きました。