福島県 台風19号被災地 視察

10月28日(月)、台風19号により被災した福島県の被災地を視察しました。福島県建設業協会事業部の齋藤部長にご案内いただきました。

まず、郡山市水門町で浸水被害にあった中央工業団地を視察しました。防水ゲートを入り口に設置していた企業もありましたが、被災していました。水害の常襲地域のようでした。
続いて阿武隈川支川の藤田川の破堤地点を視察しました。ここは近接して2カ所破堤しており、権限代行で整備局が復旧を迅速に完了していました。なお、現地は協会の佐藤副会長にご案内いただきました。

その後、本宮市に伺い、阿武隈川支川の安達太良川の破堤地点を視察しました。JR東北本線の直上流が破堤しており、こちらも権限代行で整備局が大型土嚢で仮復旧を行っていました。周辺は阿武隈川本川からの越流で2階近くまで浸水しており、犠牲になった方もおられました。なお、有名になった谷病院の横を通って阿武隈川本川にも足を運びましたが、パラペット構造の特殊堤で、まさに堤防整備の最中でした。こちらは二本松支部の石橋支部長、石橋建設工業の安倍常務、須賀川支部の横山支部長、県北支部の多田副支部長等にご案内いただきました。ありがとうございました。