狩野川台風60年シンポジウム

静岡県伊豆の国市で開催された「狩野川台風60年シンポジウム」に、国土交通副大臣の牧野たかお参議院議員、地元の勝俣孝明・細野豪志・渡辺周衆議院議員、岩井茂樹参議院議員とともに出席し、祝辞を述べさせていただきました。
国土交通省からは、塚原水管理・国土保全局長、勢田中部地方整備局長、藤井沼津河川国道事務所長等の幹部の皆さんが出席されました。

狩野川台風は、昭和33年9月26日に伊豆半島に接近し、狩野川流域で水害・土砂災害により死者・行方不明者853名という甚大な被害を発生しました。
中心気圧が一時880ヘクトパスカルを記録した最大級の大型台風で、流域内の湯ヶ島では時間最大120mm、3時間最大280mmの激しい雨が降ったとのことです。びっくりです。
私からは、「予防にまさる治療なし、地球温暖化により災害が激甚化する中、事前防災に努める必要がある」とお話をさせていただきました。
なお、最後に地元の小学生により「狩野川台風の記憶をつないでいく」宣言が行われました。ちゃんとしっかり覚えて自分の言葉で宣言をする子供たちに感激しました。