秋田県東成瀬村 建設中の成瀬ダムに伺う

次に、雄物川水系成瀬川の東成瀬村で国土交通省が建設中の成瀬ダムに伺いました。成瀬ダムは洪水調節、渇水時の水量調整、農業用水の補給、水道用水の供給、水力発電を目的とする多目的ダムです。
現地を国土交通省成瀬ダム工事事務所の安部所長、施工を行ってる鹿島建設の林土木管理本部統括技師長、鹿島・前田・竹中土木JVの松本事務所長等にご案内いただきました。
この現場は、20数台のダンプトラック、プルドーザ、振動ローラなどの建設機械の自動運転を核とした自動化施工システム「A4CSEL(クワッドアクセル)」で工事が進められてきましたが、ダム堤体もあと5m位の所まで立ち上がっており、これから堤体最上部の施工を迎えます。最後の最後まで、安全施工を徹底していただくようお願いしたいと思います。
なお、台形CSGのダムでは日本一の高さになります。CSGのコアを見せていただきましたが、立派ななコアで、正直驚きました。