昨年7月熊本南部豪雨 被災した球磨川沿川地域を視察

7月29日(木)、熊本県八代市に伺った際に、昨年7月の熊本南部の豪雨により被災した球磨川沿川地域を視察しました。被災後8回目の視察になります。
まず八代市街地に近い萩原堤防で建設業協会八代支部の中山支部長、橋本理事と合流し、遥拝堰を視察したあと、県道中津道八代線を球磨川沿いに遡り、西部大橋を渡り、流失している深水橋を視察しました。その後、中谷橋を渡り、被災した八代市の坂本支所や坂本駅付近の復旧状況を視察しました。被災した建物の撤去がかなり進んでいるように感じました。
続いて、仮橋で通行出来るようになっている坂本橋を渡り、先日仮橋が完成した鎌瀬橋を視察したあと、流失しているJR球磨川第一橋梁を視察しました。JR肥薩線のダメージは大変大きなものがありました。
その後、6月3日にプレオープンした「道の駅さかもと」と「さかもと復興商店街」に立ち寄りました。地域の復旧の象徴となる施設ですが、新型コロナの感染拡大もあって、残念ながら必ずしも活気があるという状況にはありませんでした。
なお、今回の視察では、地元の建設業はじめ関係者のご努力で何とか球磨川沿いの国道219号と県道中津道八代線が通行出来るようになっている状況は確認できましたが、被災した住宅などは全く手付かずのところも多く、復興にはまだまだ時間がかりそうな状況でした。
一日も早く沿川の皆様が安心して暮らせるような状況となるよう、引き続き取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
なお、ご同行いただきました国交省OBの森川さん、島本さん、山本さん、遠山さんに感謝を申し上げます。