新宮紀宝道路「熊野川河口大橋」の開通式典に出席

12月7日(土)、和歌山県新宮市と三重県紀宝町にまたがる一級河川熊野川に架かる新宮紀宝道路「熊野川河口大橋」の開通式典に出席し、岸本和歌山県知事、一見三重県知事、紀南延長促進協議会特別顧問の二階俊博前衆議院議員、鈴木英敬衆議院議員、世耕弘成衆議院議員、鶴保庸介参議院議員、山本佐知子参議院議員らとともにご挨拶をさせていただきました。国土交通省から山本道路局長、長谷川近畿地方整備局長、佐藤中部地方整備局長、田中紀南河川国道事務所長、沿線市町村長、県市町村議会の皆様、施工に携わった皆様方など多数の関係者の皆様にご出席をいただきました。
私は、中学・高校時代を和歌山で過ごし、近畿地方整備局の企画部長、中部地方整備局の局長を務めさせていただきましたので、両県を結ぶ新宮紀宝道路の開通は喜びもひとしおでした。
新宮紀宝道路は、紀伊半島を1周する紀勢線の一環として建設が進められてきましたが、南海トラフ巨大地震の影響を受けるため、新しくできたインターチェンジの近くには災害時は一時的に住民の皆さんが高台避難できるように階段やスロープが設置されています。また、津波で周辺の道路が浸水した場合でも、緊急車両などが走行できるように設計されており、災害時のネットワーク確保や医療機関へのアクセス向上、渋滞緩和など住民の皆様の期待は大変大きなものがあります。
なお、大宮大台インターから紀宝町までご案内いただいた平野さん、新宮市から関西国際空港までご案内いただいた東原さんに、心から感謝を申し上げます。