建設中の成瀬ダムの本体打設現場を視察

11月13日(月)、秋田県東成瀬村で国土交通省東北地方整備局が建設中の成瀬ダムの本体打設現場を、東北建設業協会連合会の大槻専務理事と畠山参与にご同行いただき、国土交通省成瀬ダム工事事務所の安部所長のご案内で視察させていただきました。
成瀬ダムは、完成すると台形CSGダムとしては日本最大となります。
本体工事は、鹿島・前田・竹中土木JVで施工が行われており、現場では今年初雪となる雪が降りしきる中、鹿島建設の松本JV事務所長、林土木本部統括技師長、事業管理業務の木内管理技術者等にご案内いただきました。
本体工事は、鹿島建設が開発した建設機械の自動化施工による次世代建設生産システム「A4CSEL(クワッドアクセル)」を採用して、ブルドーザや振動ローラなど無人で走行し工事が進められていました。
続いて、大成・佐藤・岩田地崎JVの原石山採取工事現場に伺い、大成建設の緒方JV作業所長、黒木ダム技術専任部長にご案内いただきました。これまで原石山の現場に勤務していた桐蔭高校の後輩の明渡さんにも駆け付けていただきました。
なお、成瀬ダムには月間打設量30万㎥を目指すようお願いしていましたが、天候の悪い中、月間28 万㎥を達成していただいたとのことで、大いに評価したいと思います。