広島県坂町小屋浦地区訪問
続いて坂町の小屋浦地区に伺いました。15名の方々が犠牲になられた地区です。
昨年8月当時は入れなかった天地川の奥のエリアで進められている砂防堰堤の工事現場を訪れました。工事用道路が整備され、すでに堰堤部の掘削工事が進んでおり、来月からコンクリートの打設を始めるとのことでした。県担当の砂防工事では一番進んでいるそうです。
この小屋浦地区は、明治40年(1907年)にも大雨による土砂災害で44名の方々が亡くなるという大災害に見舞われており、それを記した「水害碑」が現地に設置されていました。歴史は繰り返すということだと思いますが、こうした経験を何とか教訓として活かさなければならないと思います。
なお、現地は広島県土木建築部の山本砂防課長にご案内いただきました。施工を担当しているのは地元の伏光組の皆さんでした。