川内川激甚災害対策特別緊急事業・曽木の滝分水路
「鶴田ダム再開発事業完成式典」の前に、「川内川激甚災害対策特別緊急事業」の一環として行われた「曽木の滝分水路」を見せていただきました。
これは、年間約30万人が訪れる観光地「曽木の滝」地点の洪水流下能力が不足していたため、新たに滝を迂回する分水路を整備することとしたものですが、観光地に近いこともあって景観に配慮した施工を行うこととし、付近の河岸の状況を模して、自然に近い景観となるような岩掘削を行いました。
それが評価され土木工事では初めてとなるグッドデザイン賞をはじめ様々な賞を受賞するなど、注目を集めています。
現地を案内いただいたのは、この分水路の施工を担当した地元建設業の山本さんです。