岡山県倉敷市真備町小田川被災現場調査
11月24日(土)、中国地方整備局の岩崎河川部長、三戸岡山河川事務所長、中国地方整備局のOBで構成する「建設21世紀の会」の藤原会長などに休日にもかかわらずご案内いただき、今年7月の西日本の豪雨災害で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町の小田川の現場に伺いました。
まず訪れたのが、小田川と高馬川の合流点付近の破堤現場です。現在は応急復旧で整備した直轄の小田川の堤防を一旦撤去して本復旧を行っているところでした。直轄区間は精力的に復旧を進めているのに対し、県管理区間の支川高馬川の整備の遅れが気になりました。なお、現地で災害復旧にあたっている建設業の皆さんは若くてエネルギッシュで、全力で頑張っている姿に頭が下がる想いでした。
続いて、支川末政川の破堤現場に伺いました。7月に訪れた際に目にした破堤地点の目の前にあって激烈な被害を受けていた家屋が現在もまだそのまま残されており、対策の遅れを強く感じました。
周辺の家屋は二階まで窓を開け放ち、現在も乾燥をさせているのを見て、被害の甚大さを痛感しました。
最後に、小田川を下流に付け替える計画地点に伺いました。さまざまな事情で整備が遅れてきたわけですが、今後5ケ年で何とか整備が進むようお願いしたいと思います。