宮崎県 台風第10号による被災状況の調査-2
続いて、宮崎県内の椎葉村に移動し、村内の被災状況を視察しました。
五ヶ瀬町から国道265号の国見トンネルを抜け、椎葉村の駐車場で日向地区建設業協会の黒木会長、菊池副会長、相生相談役、尾前理事、小谷事務局長に合流いただき、椎葉村内の被災状況をご案内いただきました。椎葉村は、令和2年の台風10号、令和4年の台風14号でも被災しており、復旧工事が進められている中で、今回の台風による豪雨により復旧工事中の箇所が被災したり、新たに道路決壊や土砂崩れ等が発生していました。
なお、令和2年の台風10号の大規模土砂災害により相生組の社屋や住宅が被災し、ご家族、外国人従業員が4名お亡くなりになられた現場にも伺いました。被災直後にも駆けつけさせていただきましたが、現場は山頂までコンクリート擁壁で固められるなど厳重な対策が行われていました。
次に、十根川沿いの国道265号の路肩決壊箇所に伺いました。応急復旧にあたっていただいていた松澤組のバックフォーが2台、河川の増水で流されていました。応急復旧にあたっていただいている中での被害で残念です。
次に、中椎葉の国道265号の路肩決壊箇所を経由して、椎葉村役場に伺い、椎葉村の椎葉副村長、岡村議長から被災状況の説明をいただきました。令和2年、令和4年の災害からの復旧中に起こった今回の災害であり、特に道路は全てが生活に欠かせない道路であり、一日も早い復旧に向けてご要望をいただきました。
次に、令和4年の台風14号で被災し、復旧工事中だった内八重地区と奥村地区の被災現場を視察させていただきました。完成したばかりの護岸がいたるところで転倒しており、痛ましい状況でした。
終日、ご案内いただきました椎葉村関係の皆様に感謝を申し上げます。