鵡川河口部被災状況調査
むかわ町で岸田政調会長一行と別れて、室蘭開発建設部の苫小牧河川事務所の吉田所長の先導で、鵡川河口部の堤防被災箇所を視察しました。元北海道開発局長の鈴木さんにご案内いただきました。
鵡川河口部左岸では2kmにわたり堤防に縦断クラック、横断クラックが発生していましたが、連節ブロックと止水シートによる緊急復旧が、震災後1週間でちょうど終わったところでした。よく頑張っていただいたと思います。ありがとうございました。
その後、苫小牧河川事務所の会議室をお借りして、室蘭建設業協会の中田会長、山口・池田両副会長と今回の地震対応について意見交換を行いました。協会からは、「道は緊急対応は随契で行うが、今後の発注は一般競争で行うと言っている」と不安の声が上がっていました。この件については、9月7日に国土交通省から道庁あてにガイドラインに基づき随契あるいは指名競争によるように通達が出ており、改めて国土交通本省、道庁に徹底を求めました。その他、震災直後の燃料不足への対応や、現場代理人が不足するので急がない工事は延期するなどして欲しいとの要望をいただきました。