奈良県五條市大塔町「赤谷(あかだに)地区の砂防事業の完成式典」に出席

6月23日(日)、平成23年の紀伊半島大水害で被災した奈良県五條市大塔町の赤谷(あかだに)地区の砂防事業の完成式典が奈良県の五條市役所で行われ、国土交通省のこやり隆史政務官、山下奈良県知事、田野瀬太道衆議院議員、小林茂樹衆議院議員、堀井巌参議院議員、草野本省砂防部長、長谷川近畿地方整備局長らとともに出席し、お祝いのご挨拶とくす玉開披を執り行わせていただきました。
私は平成23年の発災当時、お隣の中部地方整備局で局長を務めており、天然ダムが多数発生して手一杯の近畿の局長の依頼を受け、替わりに野田佳彦総理の被災地視察に同行し、赤谷地区の被災状況についてもヘリからご説明するとともに、その後五條市役所で行われた意見交換会にも参加させていただいた経緯があり、お声かけいただいたものと考えています。
赤谷地区の崩壊は、高さ約600m、幅480m、崩壊土量が1100万㎥を超えるという超巨大なもので、私にとりましても大変思い出深い事業であり、その完成を本当に嬉しく思っており、心から感謝申し上げたいと思います。
式典では、自動化施工でこの事業を安全に施工した鹿島建設の方からも、実施状況のご説明がありました。とてもいいことだと思います。
なお、式典後、完成した現場を見させていただきましたが、その凄まじさに驚き、皆様のご尽力に改めて感謝いたしました。本当にありがとうございました。
ご同行いただきました近畿地方整備局OBの寺井さん、ありがとうございました。