大林組 仙台市に建設している「仙台梅田寮」
5月12日(金)、大林組が仙台市に建設している、木造とRC造を組み合わせたハイブリッド木造建築の3階建て準耐火建築物の社員寮「仙台梅田寮」に伺いました。
4月24日(月)に訪れた横浜市の日本初の純木造高層耐火建築物である研修施設「Port Plus(ポートプラス)」に続いて木造建築を訪問するもので、大林組本社の杉山土木本部副本部長、光森課長に合流いただき、新梅田寮工事事務所の佐藤所長、東北支店の土木工事部の中田担当部長にご案内をいただきました。
「仙台梅田寮」は、ハイブリッド木造として、1階の共用部は遮音性の高いRC構造とし、2・3階の寮室は軽量で暖かみのある木造とし、
寮室の施工には工場製作されたパネルなどの部材を組み合わせる「CLTユニット工法」を採用しています。
外装は、黒塀や木製ルーパーなどには、木材だけでなくコンクリートや金属の材料も使用し、洗練された都会的なイメージを備えるようにしています。
また、寮室は共有スペースである中庭を取り囲む配置となっており、あえて全体を低層にすることです暖かみのある居住スペースとなっています。働き方改革の観点からも、若者たちが「ここに住んで、仕事をしたい」と思っていただけるような素晴らしい施設になっていると思いました。
その他、改良あられ組やGIR接合、スプライン接合などの技術も組み合わせ、素晴らしい建築物に仕上がっていると感じました。
今回も、とてもいい勉強になりました。ご案内いただいた皆さん、ありがとうございました。