台風19号 長野県佐久市千曲川沿川 破堤現場視察

11月25日(月)、参議院国土交通委員会の自民党筆頭理事の酒井庸行参議院議員とともに、台風19号により被災した長野県の千曲川沿川を訪れました。ご案内は長野県建設業協会の大月特任理事、北陸地方整備局の長谷川広域水管理官にお願いしました。

まず最初に佐久市に伺い、千曲川の河岸が侵食され、ニュースでも報道されましたが家屋が1棟流された原地区に伺いました。直轄の権限代行で北陸地方整備局が復旧工事を急ピッチで進めていました。
続いて、千曲川支川の滑津川の破堤現場を視察しました。県管理区間ですが、大量の土砂が農地に流入して大きな被害を生じており、さらには流下した氾濫流が下流の堤防を堤内地側から乗り越えて決壊させてもいました。茨城県の久慈川支川浅川や宮城県丸森町の内川・新川と同様の現象で、今回の水害の大きな特徴だと思います。
現場は、地元の長野県建設業協会の依田副会長、長野県佐久建設事務所の大瀬木整備課長にご案内をいただきました。