栃木県鹿沼市 南摩ダム本体建設工事の現場を視察-2
2月15日(水)、次に、南摩ダム本体の施工現場に伺い、ダム本体工事を視察しました。
このダムは、コンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム(CFRD)で、ロック材を盛り立てた上流側をコンクリートを用いて堤体内に水が浸透しないよう覆うダムで、日本でダム本体工事で本格的に採用するのは初めてです。ダム高は86.5m、堤頂長は359m、総貯水量5100万m³の中規模のダムです。
現在、ダム本体(堤体)については50%程度まで盛り立てが進み、表面遮水コンクリートの打設の準備が進むとともに、選択取水設備の建設が進んでいました。
施工者の大成建設㈱の長井作業所長にもお話を伺わせていただきましたが、秋頃にはコンクリート表面遮水壁工事が開始されるとのことで、是非ともその際には再度視察をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。