佐賀県 台風9号・10号から続いた前線による豪雨災害の調査-4
武雄市の橘地区に伺い、六角川の内水氾濫により1.8mの浸水被害を受けた佐賀県建設業協会杵島支部の山崎支部長の会社を訪れました。山崎支部長からは、2年前の被害を大きく上回る被害であったと伺いました。
また、周辺の被災状況を山崎支部長をはじめ地元の小田区長、消防団の野田分団長らとともに見て回りました。船での避難を余儀なくされるなど深刻な浸水被害に見舞われた状況を、佐賀県杵藤土木事務所の宇曽谷所長からも伺いました。
なお、地元の国土交通省武雄河川事務所の阿部所長にも駆けつけていただき、今回の対応状況と今後の対策の方向性についてお話を伺うことができました。ありがとうございました。
六角川の河川整備基本方針は、私が本省の河川計画課長の際に策定しましたが、今回は当時の想定を超える大雨だったことから、方針の見直しと新たな貯留施設の必要性を痛感させられました。
なお、県内の全行程をご同行いただききました建設業協会の松尾会長、山崎専務には大変お世話になりました。心から感謝を申し上げます。また、ご同行いただきました国土交通省OBの後藤さん、足立さん、福山さん、光武さん、ありがとうございました。