令和6年 能登半島地震視察-3

続いて、氷見市の北隣の石川県七尾市に移動し、七尾鹿島建設業協同組合で石川県建設業協会七尾支部の田村支部長や戸田さん、川田さんなどから、応急復旧の状況について説明をいただきました。能登半島を南北に結ぶ国道249号については、各社分担して対応していただき、通行が確保されていることがよくわかりました。なお、水道については復旧しておらず、一軒残っている銭湯が大混雑しているとのことでした。
その後、七尾市街地の家屋倒壊状況を見させていただき、続いて能登島との間に架かる全長1050mの能登島大橋に伺い、段差解消の措置を行い、何とか通行を確保している状況を見せていただきました。
次に、和倉温泉に伺い、海岸護岸が被災している状況を確認しました。なお、有名な温泉旅館の建物につきましては、地震動や液状化により大きな被害を受けており、復旧には相当程度時間がかかるように見えました。