「足羽川ダム本体工事起工式」
11月15日(日)、福井県池田町で近畿地方整備局が工事中の足羽川ダム本体工事の起工式に出席し、ご挨拶と鍬入れを行わせていただきました。
平成16年の福井豪雨では、福井市内で足羽川が決壊して大きな被害が出ましたし、近年の地球温暖化の進展で豪雨災害が激甚化・頻発化している状況下ですので、一日も早い完成が求められます。
式典には、衆議院の高木毅議員、稲田朋美議員、山本拓議員、参議院の山崎正昭議員、滝波宏文議員、福井県の杉本知事、地元池田町の杉本町長、国土交通省から井上水管理・国土保全局長、溝口近畿地方整備局長、桜井足羽川ダム工事事務所長、本体工事を担当する清水・大林JVから清水建設の井上社長、大林組の野平土木本部長など錚々たるメンバーが出席されました。
式典の紹介だけだと、一体どんなダムができるのかわからない、そう言われそうなので、補足します。
足羽川ダムは、ダム高96mの重力式コンクリートダムで、常時はダムの下部に開いている穴で水を流すいわゆる流水型ダムです。
すでに、本体の基礎掘削が始まっていますが、RCD工法による本格的なコンクリートの打設は来年秋頃からの見込みです。
なお、ダムのある川ではない隣の水海川の洪水をもダムに貯め込むための導水トンネルも現在施工中です。