「地芳トンネルの開通10周年」記念オンライン座談会
11月13日(金)、高知県と愛媛県の県境にある地芳トンネルの開通から10周年を記念して、地元梼原町を含め当時の関係者によりオンライン座談会を開催しました。
国道440号の地芳トンネルは、四国カルストの石灰岩地帯を掘り抜くトンネルで、難工事が予想されたことから四国地方整備局が権限代行で、3kmのトンネルに約10年かけて完成しました。
私が局長として赴任した平成21年7月当時はB/Cの問題で工事が中断されており、業を煮やした地元の西川陽子さんの「鍬持って掘りに行く」との名言が残っています。
その後、工事を再開して平成22年11月13日に開通式を行いましたが、地元の皆さんが「命の道、ありがとう」との横断幕を掲げて沿道に出て喜んでおられたことは一生忘れられません。