国土交通省は、今年度の直轄河川工事を対象に、出水期も施工可能な工種に関する全国統一ルールの運用を開始しました。全国統一ルールを初導入した昨年度に比べ、今年度は対象工種を大幅に増やし、新たに堤防機能を低下させず施工できる工種を多数追加しています。安全が担保できる範囲で出水期に行える工事が増えれば、施工時期の平準化が進み、非出水期の工程に余裕が生まれ、十分な工期の確保につながるものと期待されます。週休2日の実現などの建設業の働き方改革にも貢献するものと期待しています。