新潟県 通水100年を迎えた信濃川の大河津分水路に伺う
11月20日(水)、新潟県で通水100年を迎えた信濃川の大河津分水路に伺いました。
越後平野の中央部で信濃川から分岐し、燕市・長岡市の境界付近を流れ、日本海まで全長9.1 kmの分水路で、越後平野を守るために明治時代につくられた人工の河川です。
現地を、信濃川河川事務所の福島所長、酒向事業対策官、横山河川計画課長にご案内いただき、現在進められている「令和の大改修」を視察させていただきました。
まずは、信濃川改修工事から100年を記念して建てられた大河津資料館に伺いました。4階には信濃川の洗堰や大河津分水路の大河津可動堰を一望できる展望スペースがあり、福島所長からこれまでの経緯と今後の計画等についてご説明いただきました。また、1F、2Fには常設展示室、3Fには情報ライブラリーもあり、見て体験して学べる展示が満載でした。小学生の皆さんなど沢山の方が来館されてました。
なお、旧可動堰付近に工事に携われた大先輩の技師 青山士(あきら)さんの「万象二天意ヲ覚ル者ハ幸ナリ 人類ノ為メ国ノ為メ」の言葉が刻まれた竣工記念碑も見学させていただきました。