新名神高速道路の城陽JCT・IC~大津JCT(仮称)間の大戸川橋と信楽川橋の工事現場を視察
11月18日(月)、滋賀県で西日本高速道路株式会社が建設を進めている新名神高速道路の城陽JCT・IC~大津JCT(仮称)間の大戸川橋と信楽川橋の工事現場に伺いました。
京都駅で、西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)の芝村社長、安達支社長と合流し、車中で安達支社長より大型モニターを使い、詳しくご説明をいただきながら現地に向かいました。芝村社長、安達支社長には心から感謝を申し上げます。
現地では、和田新名神大津事務所長のご案内で、まずは大戸川橋の現場に伺いました。大津JCTの本線橋である大戸川橋は、全長約1.3kmの長大橋で、片側3車線の6車線で建設されています。橋梁形式は「波型鋼板ウェブ箱桁橋」で、重量の大幅な軽減が図れるとのことで、スパンの長大化と施工の省力化が可能となり、最長スパン長約160m、最大の橋脚高さは75mと迫力ある現場でした。
続いて、信楽川橋の現場に伺いました。最も高い橋脚は、97mと新名神高速道路の供用区間で最も高い橋脚の難工事箇所で、施工にあたってはハヤブサなど現地で生息・生育している動植物にも配慮した建設工事が行われていました。
いずれの現場でも、NEXCO西日本と受注企業が一体となって、一日も早い開通を目指して全力で事業を進めていました。
なお、今回視察した大戸川橋は、NHKの『サイエンスZERO』で「未来をつなぐ!“橋りょう技術”最前線」として放送されましたが、改めて11月23日(土)午前11:00〜午前11:30に再放送されます。お時間のある方は、ぜひご覧ください。