山形・秋田豪雨災害視察-2
【山形・秋田豪雨災害視察②】
次に、酒田市八幡総合支所で矢口酒田市長と高橋市議会議員などに合流いただき、最上川支川の荒瀬川の被災現場に伺いました。今回の雨では、頻繁に水害が発生している最上川の上中流域ではそれほど大きな雨は記録していませんが、新庄地域や庄内地域など中下流域で総降水量400.0㎜、1時間降水量67.5㎜、24時間降水量356.5㎜など、過去最大の降雨を記録しました。この雨により荒瀬川の越水など大きな被害を受けた酒田市の大沢地区に伺いました。
なお、荒瀬川の沿川は谷地形となっており集落や農地が広がっていますが、谷全体を氾濫流が流れたような状況で、土砂と流木で多くの住宅が床上浸水しており、住民の皆さんが片付けに追われていました。
なお、水管橋が被災して橋梁の歩道部に架設水道管が敷設されている箇所もあり、懸命の復旧作業の様子がうかがえました。
現地では、建設業協会の丸高、林建設工業、阿部建設の皆様が応急復旧にあたっていました。