見坂氏、参院選出馬を表明 全建が推薦状交付
6月4日(火)、全国建設業協会(全建)の総会が開催され、奥村会長のご挨拶に続き、佐藤信秋参議院議員がご挨拶をされました。その中で「前近畿地方整備局長の見坂茂範(けんざか しげのり)さんが建設分野の後継の職域代表である」と紹介されました。大変重いご決断だと受け止めています。 これに続いて、私からも挨拶の中で、「見坂さんは本省の技術調査課長や関東地方整備局の企画部長を務めており、入札・契約制度に精通している。人柄も温厚で素晴らしい人物である」と紹介をさせていただきました。さらに、全建の顧問である脇雅史元参議院議員からも、逆風の中で決断された見坂さんに対し、建設分野の皆様の応援の必要性、重要性を強く訴えられました。
なお、その後の役員会において、今井新会長及び新役員が選出されるとともに、次期参議院議員選挙に全建として見坂さんを推薦することが決定され、今井新会長から推薦状が見坂さんに手交されました。続いて、見坂さんが決意を述べられ、大きな拍手が寄せられました。
ところで、見坂さんは、道路畑の技術者として国土交通省道路局において道路公団の民営化をはじめ我が国の道路政策に携わられた他、技術調査課長や関東地方整備局企画部長として、公共事業の品質確保や建設DXの推進をはじめ、建設産業に関わる施策に携わってこられました。
現場では採用2年目に北陸地方建設局の黒部工事事務所を経験され、その後京都国道事務所長として京都縦貫自動車道の整備、国道9号や24号などの整備・維持管理を担当されました。
また、福岡県県土整備部長、近畿地方整備局長を務められた際には、河川、道路、港湾など地域の基幹的なインフラ整備の推進に取り組まれました。
こうした経験を踏まえ、事前防災による安全・安心の確保、積極的な建設投資による経済成長の実現、働き方改革や給与アップなど建設産業の魅力向上等に取り組む決意を固めておられる見坂さんを、私も全力で応援していきたいと思います。皆さん、ご支援をよろしくお願いいたします。