令和6年 能登半島地震視察-21
4月16日(火)、再び能登半島地震の被災地調査に伺いました。これまで氷見市、七尾市、穴水町、輪島市、珠洲市、志賀町、羽咋市、内灘町など3回4日、調査に入りましたが、今回、改めて輪島市、珠洲市に入り、復興に向け取り組んでおられる状況を視察しました。
まず、能登空港で石川県建設業協会の鶴山副会長、地中常務理事、西出参与、鳳輪建設業協会の高木会長、二俣副会長、輪島建設協同組合の竹林理事長、刀禰理事にお迎えいただきました。これまで、羽田空港と能登空港間は1日1往復の臨時便が週3回運航してきていましたが、復旧工事が進んで空港までの道路状況が改善したため、15日(月)から羽田便が1日1往復、毎日運航することとなりました。
まず、災害ごみの分別処分場に伺い、現地で㈱タケエイの責任者の清田さんに処分の状況をご説明いただきました。
次に、熊野町の河原田川河道閉塞現場に伺いました。国による権限代行で大規模な土砂崩壊に伴う河道の閉塞は解消されていました。
次に、輪島市内のビル倒壊や朝市通りの火災の現場を視察しましたが、復旧作業は緒に着いたばかりという状況でした。
続いて、地震により地盤が隆起した輪島港で16日から始まった浚渫工事の状況を視察しました。漁協の中村さん、佐渡さんから「1日も早く復旧しないと漁師たちは輪島に戻ってこなくなる」との切実なお話を伺い、早期復旧を要請されました。