高松市「四国ダム技術向上検討会」に出席
2月14日(水)、高松市の四国地方整備局で「四国ダム技術向上検討会」が開催され、佐々木整備局長やリモート参加も含めると100名以上のダム事業の担当者の皆さんと参加をさせていただきました。
この検討会は、私が四国地方整備局長だった平成21年に、政権交代に伴いダム事業が多数中止されるなどダムの行く末が不透明な中、ダム技術の継承を図ることを目的として発足させたもので、コロナ禍による中断も乗り越え、これまで継続されていることを嬉しく思っています。
今回の検討会では、令和2年度に完成した横瀬川ダムのふり返りとして、中村河川国道事務所工務第一課長の渡辺さん、渡川ダム総合管理事務所専門職の小田さんから本体工事の積算について、建設マネジメント四国四万十営業所長の増田さん、水資源機構早明浦ダム・高知分水管理所長の冨さんからダム本体施工について、四国地方整備局河川計画課長補佐の弘田さんから試験湛水について、それぞれの段階の苦労や知見が紹介されました。
その後、私から「最近のダム事業の動向について」と題し、これまでダム技術者として携わってきた経験や、ダム再生に対する強い思い、アメリカのフーバーダム等海外のインフラ調査について思いを述べさせていただきました。貴重な機会を与えていただきました佐々木局長はじめ幹部の皆さんに感謝を申し上げます。ありがとうございました。