足立としゆき夢だより【第275号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

12月も半ばになりました。すっかり日が短くなり朝晩の冷え込みも厳しくなってきましたが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

第212回臨時国会が閉会しました。今国会では、11月29日に令和5年度補正予算が成立し、それに続いて予算関連法案が成立しました。国会終盤では、政治資金問題を含め内外の諸課題について議論が行われるとともに、統一教会がらみの被害者救済法案など大切な法案の審議が行われました。
私は昨年に引き続き、予算委員会の理事として、野党と理事会協議事項の調整を行わせていただきました。補正予算の審議にあたっては、採決に先立ち賛成討論をさせていただくなど初めての経験もさせていただきました。補正予算の成立には少なからず貢献できたのではないかと考えています。皆さんには、ご支援ありがとうございました。

一方、自民党の税制調査会の正副・顧問・幹事会議や小委員会に連日出席し、12月14日(木)には税制改正大綱がとりまとめられました。
皆さんご関心の住宅ローン減税や土地の固定資産税についても一定程度成果があったと考えています。住宅ローン減税については、子育て世帯・若者夫婦世帯について借入限度額を1年間据置くとともに、床面積要件について新築の場合に40m2以上とする措置を1年間据置くこととなりました。また、土地に係る固定資産税の負担軽減措置についても3年間据置くこととなりました。
その他、工事請負契約書の印紙税の特例措置の3年間の延長、軽油取引税の課税免除の特例措置の3年間の延長などが認められました。また、浸水対策のための雨水貯留施設の固定資産税の特例措置や津波避難施設の固定資産税の特例措置についても、それぞれ3年間の延長が認められました。宮沢洋一会長や林芳正小委員長には、とりまとめお疲れ様でした。

まもなく、令和6年度予算案が編成されます。引き続き、今年度以上の公共事業予算の確保に全力を尽くすとともに、防災・減災、国土強靱化予算の確保に向け、その動向を注視したいと思いますので、皆さん、よろしくお願いいたします。

以下、最近の動向を報告いたします。

【国会の動き】

12月8日(金)、参議院の予算委員会が開会され、「内外の諸課題」をテーマに、NHKの中継のもと集中審議が行われました。
岸田文雄総理や鈴木俊一財務大臣、松野一博官房長官などの閣僚が出席され、派閥のパーティ関連の政治資金の問題や、大阪・関西万博関連の事業費の問題など、3時間にわたり質疑が行われました。

12月13日(水)、臨時国会の最終日には、予算委員会、国土交通委員会、災害対策特別委員会において請願の審査、継続調査要求、委員派遣等の閉会手続きが行われ、続いて本会議で統一教会関連の被害者救済法案等の採決が行われました。なお、夕刻には、提出された内閣不信任案を衆議院本会議で否決し、臨時国会は閉会しました。

その他、本会議や予算委員会の理事会・理事懇談会、国土交通委員会、差し換えで法務委員会・文教科学委員会連合審査会、法務委員会などに出席しました。

【自民党の動き】

12月4日(月)、12月5日(火)、外国人労働者等特別委員会において、関係団体からヒアリングを行いました。建設分野からは、日本建設業連合会、建設産業専門団体連合会にご出席をいただき、現状と課題についてご報告いただきました。

12月7日(木)、台北駐日経済文化代表処の蔡副代表をはじめとする皆さんと、参議院の同期当選組の二八会のメンバーで意見交換を行いました。

12月8日(金)、「公共工事品質確保に関する議員連盟」の品確法改正PT準備会に、座長代理として出席しました。国土交通省から最近の動きや業界団体のヒアリングを受けた論点整理について説明があり、品確法の改正に向けた意見交換を行いました。私からは、対応が必ずしも十分でない市町村レベルの取り組みを徹底するよう訴えました。

12月11日(月)、測量設計議員連盟「業務領域拡大PT」のワーキングチームの打ち合わせ会を開催し、国土交通省技術調査課、不動産・建設経済局、都市局、水管理・国土保全局、道路局からDXの取り組み状況について説明があり、測量設計業協会の皆さんを交え意見交換をさせていただきました。私からは、国交省のDXの取り組みの中から、業界側が何ができるか、何に取り組んでいくべきかという点について早急に検討を行い、業務領域の拡大につなげていくことの必要性を訴えました。全測政連ワーキングチームの打合せ会に出席し、測量設計議員連盟「業務領域拡大PT」での今後の論点などについて国土交通省からDXなどのご説明をいただき意見交換をいたしました。

続いて、来年2月の京都市長選挙に立候補を予定している元内閣官房副長官の松井孝治さんへの自民党からの推薦証交付に立ち会いました。岸田文雄総裁から推薦証が手交されるとともに、麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長から必勝の色紙が手渡されました。

その後、「阪神湾岸地域高速道路網整備促進国会議員連盟」に事務局長として出席し、進行役を務めました。

12月13日(水)、超党派の「ワールドマスターズゲームズ関西推進議員連盟」の総会に参加しました。私からは、4年後の大会でどのような種目に参加可能か検討したいと申し上げました。

12月14日(木)、「京都大学永田町同窓会」に出席し、進行役を務めました。会長の伊吹文明元衆議院議員や竹本直一元衆議院議員をはじめ、超党派の先生方、霞ヶ関の中央省庁の皆さん、あわせて約120名の出席者があり、大変盛会でした。

その他、自由民主党の議員総会や執行部会、国会対策委員会の全体会議・正副委員長会議、税制調査会、政調全体会議、政策審議会、国土交通部会、宏池会の定例会、有隣会の定例会等に出席しました。

【都内の動き】

12月1日(金)、「全国建設青年会議第28回全国大会」が都内で開催されました。今大会は関東建設青年会議が主幹で、「未来への一歩 ~建設産業が望む姿~」をテーマとしており、千葉県の籾山会長はじめご準備いただきました皆様のご尽力に心から敬意を表したいと思います。
大会では、岸田内閣総理大臣はドバイで開催されている「COP28」に出席のためビデオメッセージでの出席となりましたが、それに続いて、斉藤鉄夫国土交通大臣、森昌文内閣総理大臣補佐官とともにご挨拶をさせていただきました。なお、その後の懇親会にも出席し、全国の建設青年会議の皆さんと意見交換が出来ました。

12月5日(火)、コンサルティングエンジニア連盟の皆さんとの意見交換会に出席しました。

12月6日(水)、全国中小建設業団体による金子恭之組織運動本部長、森山裕総務会長、萩生田光一政調会長、二階俊博国土強靱化推進本部長、斎藤鉄夫国土交通大臣への要望活動に、佐藤信秋参議院議員とともに同席させていただきました。

その後、全国ダム連絡会に出席し、「足立敏之ダムをゆく!」と題して最近のダム現場視察などを中心に講演を行いました。講演会では、成瀬ダムの自動化施工について鹿島建設の奈須野さんから、南摩ダムの表面遮水コンクリートスラブの施工について大成建設の長井さんから報告がありました。貴重なご報告をありがとうございました。なお、その後の懇親会にも参加し全国の地方整備局でダムの仕事に携わった懐かしい皆さんと親しくお話しをすることができました。

12月7日(木)、全日本トラック事業政治連盟の皆様との懇談会に参加し、意見交換をさせていただきました。

12月12日(火)、四国連合警備業協働組合との意見交換会に、山本有二衆議院議員、佐藤信秋参議院議員とともに出席して意見交換を行いました。

12月14日(木)、東京ビッグサイトで開催されている「建設DX展」に伺い、日刊建設通信新聞社の中村課長、伊橋課長、国交省施工企画室の矢野企画専門官等の皆さんにご案内いただき、様々な出典ブースを拝見しました。VRを活用した足場の組み立てシミュレーションを体験させていただいたり、タブレットを使った一元的なデータ管理システム、鉄骨の組み立て支援システム、ハンディな3D計測システムなどについてご説明をいただき、最新の建設関連DX技術の一端を知る良い機会となりました。

その他、福岡資麿君を励ます会、津島淳君を励ます会、西田昌司東京政経セミナー、谷公一君を励ます会、田中和徳新都市構想セミナー、木原みのる君を励ます会に出席しました。

【地方の動き】

地方の動きは特にありませんでした。