足立としゆき夢だより【第272号】をお届けします
皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。
11月になりました。11月8日(水)はもう立冬です。東京では、このところ荒れ模様の天気が続いていましたが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
さて、11月2日(木)に岸田総理肝いりの「デフレ完全脱却のための総合経済対策」が閣議決定されました。既存の予算分も含めると規模は21.8兆円、うち追加の財政出動は17兆円規模となり、今後この総合経済対策を踏まえて補正予算の編成が行われることとなります。
経済対策の5本の柱のひとつである防災・減災、国土強靱化については、昨今の資材価格の高騰を考慮し切れ目のない対策を実施していくためにも、補正予算において前年度以上の公共事業予算を確保していくことが必要と考えています。皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。
国会につきましては10月20日(金)に開会となり、10月23日(月)には岸田文雄総理の所信表明演説が行われ、25日(水)から参議院本会議で代表質問が行われました。続いて10月31日(火)、11月1日(水)の2日間は、参議院の予算委員会が開催されました。私は今年も参議院予算委員会の自民党の理事を拝命し、NHKの中継でよく映る最前列の奥の方の席に座りながら、理事会協議事項の調整や配布資料・パネルの協議を担当させていただいています。
なお、1日目は、残念なことに冒頭から柿沢未途法務副大臣の辞任の件で委員会が紛糾しました。一時委員会がストップするなどご心配をおかけしましたが、野党の理事のご尽力でなんとか委員会を再開することができ、2日間にわたる審議を予定通り進めることが出来ました。
応援いただいた皆さん、ありがとうございました。
以下、最近の動向を報告いたします。
【国会の動き】
10月20日(金)の国会の開会を受け、参議院では10月23日(月)に総理の所信表明演説があり、それを受けて10月25日(水)、26日(木)に本会議で代表質問が行われました。続いて、10月31日(火)、11月1日(水)には参議院の予算委員会が開催されました。
11月7日(火)、国土交通委員会が開催され国土交通大臣の所信的挨拶が行われました。
その他、本会議や予算委員会理事会、理事懇談会などに出席しました。
【自民党の動き】
10月26日(木)、生コン議員連盟の総会に出席し、生コン業界を取り巻く現状と課題についてご報告をいただくとともに、公共事業予算の確保が必要とのご意見をお伺いしました。
11月2日(木)、予算・税制等に関する政策懇談会(住宅・不動産)に出席し、住宅・不動産関係業界から予算や税制に関する要望をお伺いし、党として政府に対ししっかりと働きかけていく必要性について確認しました。
11月7日(火)、トラック輸送振興議員連盟の大会に出席し、坂本会長をはじめ幹部の皆様から要望事項を伺いました。
その他、自由民主党の議員総会や執行部会、国会対策委員会の全体会議、正副委員長会議、法案説明会、宏池会の定例会等に出席しました。
【都内の動き】
10月23日(月)、全国建設産業団体連合会の岡野会長はじめ役員の皆さんが、梶山弘志幹事長代行、二階俊博国土強靭化推進本部長及び林幹雄地方創生実行総合本部長に総合経済対策について要望活動を行いました。私も、佐藤信秋参議院議員とともに同席いたしました。
10月24日(火)、「近畿の治水に関する意見交換会」、10月25日(水)、「九州治水期成同盟連合会」が開催され、今後の治水のあり方などについて、意見交換が行われました。
私からは、今年の大雨の際にも秋田の玉川ダム、福岡の寺内ダム、熊本の立野ダムなどが大きな洪水被害軽減効果を発揮したので、引き続きダム建設やダム再生の事業を推進すべきと申し上げました。また、秋田県や茨城県、兵庫県、京都府などで、中小河川を中心に大きな浸水被害が発生したことから、引き続き、防災・減災、国土強靭化の取り組みを推進すること、国土交通省の整備局や事務所、出張所などの人員不足が著しく、災害対応に手一杯であることから定員を増やすことが必要と訴えました。
10月25日(水)、半島振興対策促進大会が行われ、半島振興法の延長に向け意見交換が行われました。夕方からは、近畿自動車道紀勢線(熊野市~新宮市間)建設促進期成同盟会の懇談会に二階俊博衆議院議員、世耕弘成参議院幹事長らとともに出席し、ご挨拶をさせていただきました。
10月26日(木)、中堅クラスの建設会社に所属する国土交通省OBの皆さんが、予算や入札契約等に関する要望活動で来訪されました。
10月27日(金)、東京モーターショーから衣替えした「ジャパンモビリティーショー」を視察しました。自動車産業はモビリティ産業になるという考えのもと、空飛ぶ車や自動運転を実現する車など、自動車の枠にとどまらない未来のモビリティの姿をイメージさせられる興味深い展示でした。
11月2日(木)、「九州中央自動車道建設促進大会」に、ご地元熊本県選出の衆参国会議員の先生方、佐藤信秋参議院議員、蒲島熊本県知事はじめ建設促進県議会議員団の皆様、梅田山都町長始め沿線自治体の首長さん方とともに出席し、皆さんから力強いご要望を伺わせていただきました。
同じく、11月2日(木)、日建連の押味副会長(鹿島建設会長)、蓮輪副会長(大林組社長兼CEO)、山本事務総長が、政府が取りまとめ中の総合経済対策と令和5年度補正予算の要望活動を斉藤鉄夫国土交通大臣に対して行いました。私も、佐藤信秋参議院議員とともに同席いたしました。
11月2日(木)、天皇皇后両陛下をはじめ多数の皇室の皆様がご出席のもと開催された園遊会にお招きをいただき、衆参国会議員の先生方とともに出席いたしました。
11月7日(火)、日建連の宮本会長(清水建設会長)、押味副会長(鹿島建設会長)、山本事務総長が、松村防災担当・国土強靱化担当大臣に令和5年度補正予算の要望活動を行いました。私も、佐藤信秋参議院議員とともに同席させていただきました。
11月7日(火)、「地方を守る会総会」、「社会資本整備を考える首長の会」が開催され、全国の数多くの首長さん方から地方整備局の組織・体制の充実・強化や公共事業予算の確保に向け、要望を伺いました。
【地方の動き】
10月21日(土)、帯広で開催された「十勝治水100年記念式典及び祝賀会」に、中川郁子衆議院議員、鈴木宗男参議院議員、柿崎北海道開発局長らとともに出席させていただき、お祝いのご挨拶をさせていただくとともに、その後開催された祝賀会にも関係の皆さんとともに出席させていただきました。
また、それに先立ち十勝大橋のたもとで行われた100年記念の碑の除幕式にも参列させていただきました。
10月24日(火)、秋田市内で開催された東北建設業協会連合会の皆様との意見交換会に、佐藤信秋参議院議員とともに出席し、秋田建設業協会の北林会長をはじめ東北各県の建設業協会の皆さんと意見交換をさせていただきました。
10月29日(日)、平成30年の西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市の高梁川水系小田川の合流点付替え工事が完成し、「通水式」が執り行われました。
式典には、国土交通政務官のこやり隆史参議院議員をはじめ、伊原木岡山県知事、橋本岳衆議院議員、石井正弘参議院議員、小野田紀美参議院議員、中崎中国地方整備局長らとともに出席し、お祝いのご挨拶をさせていただくとともに、通水開始のボタンを押させていただきました。
災害発生から5年でここまでたどり着くことができ感無量であり、岡山河川事務所の三戸元所長や高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所の桝谷前所長、濱田現所長をはじめこの事業に携わってこられた整備局の関係の皆さんに心から感謝申し上げます。
なお、式典の前に小田川と高梁川の合流点付近の現地を視察させていただきました。ご対応いただいた整備局の皆さん、ありがとうございました。
10月29日(土)、高知県の梼原町に伺い、元四国地方建設局長で大先輩の福田さんや、ご地元の吉田町長はじめ地元の皆さん、四国地方整備局ゆかりの皆さんと意見交換をさせていただきました。
11月3日(金)~5日(日)にかけて、沖縄県の久米島のインフラ整備状況の調査に伺いました。
貴重な水資源を供給する多目的ダムの儀間ダムの現地に伺うとともに、島を一周する県道や港湾の状況などを確認させていただきました。なお、視察の状況を踏まえ、久米島の建設業協会の宮城会長、宇禄副会長をはじめ地域の建設業の皆さんと意見交換をさせていただきました。
11月6日(月)、大阪で開催された近畿ブロックの国政報告会に、佐藤信秋参議院議員とともに出席し、国政報告をさせていただきました。