インドネシア スラウェシ島の大災害 復旧・復興状況調査

2018年 9 月 28 日、インドネシアのスラウェシ島のパル市を中心に、地震・津波・地盤の液状化などにより 死者・行方不明者が約 4,340名に及ぶ大災害がありました。
翌年の1月5日、6日に被災地を訪れ、被災状況の調査をしましたが、改めて今回、現地の復旧・復興状況を調査するため、4年半ぶりにインドネシアを訪問することとしました。当時、JICAの専門家として復旧・復興にご尽力された早川さんにご同行いただきました。
8月19日(土)、液状化により地盤が流動化し、市街地が飲み込まれるという世界的にも珍しい「Nalodo(ナドロ)現象」が発生したパル川右岸に伺いました
以前とは異なり植生が繁茂して土砂の流動の跡は見えにくくなっていましたが、痕跡は確認できました。なお、被災者は移転されており、家屋の再建は行われていませんでした。