【熊本県緑川流域の石橋群①】
【熊本県緑川流域の石橋群①】
橋マニア・アダチです。
熊本県には、アーチ式の石橋が約320基あり、そのうち緑川流域に80基あると言われています。
緑川の急な流れや深い渓谷などの地形的特徴や、加工しやすい岩が多かったことが、この地域に石橋が多くかけられた大きな要因と言われ、「肥後の石工」として全国に名を馳せた八代市東陽町に居住していた「種山石工」がそのほとんどの建設に携わったと聞きます。
①二俣橋(ふたまたばし)、二俣二橋(ふたまたにきょう)
緑川支川の釈迦院川と津留川の合流点付近において、釈迦院川に3基(二俣渡・年祢橋・新年祢橋)、津留川に2基(二俣福良渡・新二俣橋)が架かっており、これを「二俣五橋(ふたまたごきょう)」と呼んでいます。
熊本地震で被災して復旧工事が行われたとのことでした。