「玉川ダム竣工30周年記念シンポジウム」
11月20日(土)、秋田県仙北市田沢湖町で開催された「玉川ダム竣工30周年記念シンポジウム」に参加し、基調講演などを行わせていただきました。私は、昭和59年4月から2年弱、当時の玉川ダム工事事務所で工務課長、調査設計課長として、ダム本体2期工事の発注、1mリフトへの変更、鎧畑ダムの再生事業、酸性水処理施設などを担当いたしましたので、大変懐かしい思いです。
まず、主催者を代表して田口仙北市長からご挨拶があり、次に東北地方整備局の三輪副局長、ご地元の御法川信英衆議院議員などからご挨拶があり、庄子玉川ダム管理所長の事業報告に続いて、私から「玉川ダムの建設と酸性水対策」と題して、RCD工法による本格的ダム施工、直下流の鎧畑ダムへの利水放流設備の新設、酸性水処理施設の新設などをテーマに基調講演をさせていただきました。
続いて、松富秋田大学教授のコーディネートにより、國友河川部長、移転者の田中さん、下流の仙北土地改良区の伊藤理事長、発電関係の佐藤公営企業課長によりパネルディスカッションが行われ、玉川ダムや田沢湖の未来について語り合いました。私も、アドバイザーとして参加させていただきました。ありがとうございました。