足立としゆき夢だより【第174号】をお届けします
皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。
4月になりました。東京では桜の花がピークを過ぎ、街路樹の新緑が目に鮮やかになってまいりました。皆さんには、いかがお過ごしでしょうか？
さて、3月21日(日)に東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されましたが、その後、大阪府や宮城県などでリバウンドと思われるような感染者数の拡大が続いており、第4波に向け正念場を迎えているように思われます。
このような状況を受けて、4月1日(木)に参議院では議院運営委員会が開催され、西村康稔大臣から「まん延防止等重点措置」を4月5日(月)から5月5日(水)まで、宮城県（仙台市）、大阪府（大阪市）、兵庫県（神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市）に適用するとの事前の報告がなされ、その後政府の対策本部で正式に決定されました。引き続き、政府をあげてしっかり感染拡大防止の取り組みを進めていただきますようよろしくお願い申し上げます。
一方、3月26日(金)、令和3年度予算が参議院で可決され成立しました。
この予算では、ポストコロナの「新たな日常」を実現するため、「国民の安全・安心の確保」、「持続的な経済成長の実現」、「豊かで活力ある地方の形成と多核連携型の国づくり」を3本柱として、令和2年度第3次補正予算と合わせて切れ目なく取組みを進め、施策効果の早期発現を図ることとしています。
特に社会資本の整備については、既存施設の計画的な維持管理・更新を図るとともに、将来の成長の基盤となり、安全・安心で豊かな国民生活の実現に資する波及効果の大きなプロジェクト等を戦略的かつ計画的に展開していく事が不可欠であり、中長期的な見通しの下、必要かつ十分な公共事業予算の安定的・持続的な確保を図ることとしています。
なお、そのための公共事業関係費は、5兆2,587億円(1.00倍)、令和2年度第3次補正予算を含めると、7兆1,929億円(1.37倍)計上されました。
詳しくは、国土交通省のホームページで紹介されておりますのでご覧下さい。
（https://www.mlit.go.jp/page/content/001379068.pdf）
その執行に当たっては、公共事業を効率的かつ円滑に実施し、引き続き順調な執行を確保するため、改正品確法など新・担い手3法を踏まえ、施工時期等の平準化や適正価格での契約、地域企業の活用に配慮した適正な規模での発注等を推進することとされています。
また、同時に、非接触・リモート型の新技術の導入やi-Constructionの推進、建設キャリアアップシステムの普及、週休2日の実現、外国人技能労働者の受入・育成など、生産性向上や働き方改革等に取り組むこととされています。
皆様には、ぜひ適正な執行にご協力をいただきたいと思います。
その他、最近の動向は次のとおりです。
【国会の動き】
3月26日(金)、参議院本会議が開催され、令和3年度予算が可決・成立しました。
その他、参議院本会議、国土交通委員会、災害対策特別委員会等が開催され、出席しました。
【自民党の動き】
自民党の行政改革対策本部役員会、参議院自民党の特別総会、政策審議会の勉強会、国会対策委員会の全体会議及び正副委員長会議、宏池会例会などに、直接あるいはWEBで出席しました。
【その他の動き】
3月25日（木）駐日ラオス大使館を訪れ、臨時代理大使のブンニョン・ブッタヴォン次席大使にお会いし、参議院の関口昌一議員会長及び世耕弘成幹事長からの「東京オリンピック・パラリンピックへのご参加に向けての歓迎の文書」をお渡ししました。私自身、ラオスへはこれまで３度訪問した経験があり、ナムニアップダムやナムグムダムなどの現場も視察しており、そうした話で盛り上がりました。
27日(土)、広島市に広島県参議院再選挙の候補予定者の西田ひでのりさんの激励に訪れました。ご案内は、広島県建設工業協会の檜山会長、沼田副会長、山県郡建設業協会の斉藤会長、広島県測量設計業協会の森脇会長、中国地方整備局OBの藤原さんらにお願いしました。
28日（日）、福岡県朝倉市で行われた水資源機構施工の小石原川ダム建設事業完了式に出席し、鳩山国土交通大臣政務官、古賀元衆議院議員、大家敏志参議院議員らとともにご挨拶と久寿玉開披をさせていただきました。
このダムは、平成21年の政権交代に伴い一旦事業を中断して事業検証を行い、私が国土交通省水管理・国土保全局長の平成24年12月にダム事業の継続を決定し、さらには平成29年の九州北部豪雨でダム建設現場が水没するなど紆余曲折があったダムです。完成に当たり感慨深いものがあります。なおご案内は九州地方整備局OBの後藤さんにお願いしました。
29日（月）、長野県長野市及び佐久市に、長野県参議院補欠選挙の候補予定者である小松ゆたかさんの激励に訪れました。ご案内は長野県建設業協会の木下会長、依田副会長、佐久支部の唐澤支部長、南佐久支部の北原支部長、大月特任理事、長野県測量設計業協会の佐藤会長らにお願いしました。なお、井出庸生衆議院議員、若林健太元参議院議員にもご同行いただきました。
その後、守谷商会の伊藤会長、吉澤社長、北野建設の北野社長にそれぞれお会いした後、長野県庁に伺い、阿部知事、田下建設部長、田中建設技監を表敬し、一昨年の千曲川の災害などについて意見交換をしました。
