足立としゆき夢だより【第62号】をお届けします
皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。
今年一年、皆様には大変お世話になりました。おかげさまで、参議院議員として新たな歩みが始まり、早いもので5カ月がたちました。すでに、二度の臨時国会を経験し、補正予算の成立や法案の審議などで少しは国政に貢献できたのではないかと思っています。まだまだ未熟ではありますが、皆様の期待に少しでも応えられるよう全力で頑張ってまいりますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
さて、平成29年度の政府予算案が12月22日に閣議決定されました。国土交通省の公共事業予算は国費で5兆1,807億円と対前年1.00倍で、前年に比較して20億円程度の微増となっています。当初予算の大幅な増額を要望されていた皆様には必ずしも期待通りではなかったと思いますが、減少とはならず最低限のラインは確保できたのではないかと思っています。これで、自公政権に戻って4年連続の増加ということになりますが、今後とも皆様の期待通りの増額が確保できるよう予算の確保に頑張っていきたいと思います。
なお、平成29年度予算の基本方針には、「適正価格・工期での契約、地域企業の活用に配慮しつつ適切な規模での発注、工事の品質確保等に取り組む」ことや、「国庫債務負担行為(いわゆるゼロ国)の活用等による施工時期の平準化を推進する」などがうたわれており、発注者の皆様にしっかりした対応をお願いしたいと思います。
また、同じ22日に第三次補正予算も閣議決定されました。国土交通省では二次補正以降の岩手・北海道などの洪水被害の災害復旧事業などに944億円の国費を投入することとなりました。あわせて、公共事業の発注の平準化のための国庫債務負担行為、いわゆるゼロ国債を事業費ベースで2,984億円充てることとしており、二次補正とあわせて効率的な執行を図っていただきたいと考えています。
さて、最近の動向をお知らせします。
まず、国会関係では12月17日まで臨時国会は延長されましたが、実質的には12月14日に審議を終了し、幕を閉じました。
自民党関係では、国土交通部会、北海道総合振興特別委員会、災害対策特別委員会、国防部会・安全保障調査会合同会議、超電導リニアに関する特別委員会、議連では大阪万博議連、火山噴火予知・対策推進議連、介護保険海外議連(仮称)などの会合に出席いたしました。
都内の催しでは、12月16日に全日電工連の理事会で「建設産業の再生に向けて」と題して講演をさせていただきました。
18日には、ダムマニアの皆さんが中心となって開催している「ダムアワード2016」に参加させていただきました。これは、この一年で一番頑張ったダムをみんなで選んで表彰しようというユニークなイベントで、今年が4回目となります。今年の大賞は、北海道の台風災害の際に洪水調節に全力で頑張った北海道開発局の金山ダムに決定しました。おめでとうございます。心からお祝い申しあげます。また、日頃は目立たないダムのこうした活躍ぶりをしっかりウォッチしていただいているダムマニアの皆さんにも心から敬意を表します。
なお、19日には、京奈和・第二阪和自動車道の意見交換会に出席いたしました。
一方、地方にも引き続き伺っており、12月15日に長野県佐久市で開催された長野県建設業協会の理事会に出席し、21日には新潟県建設業協会の役員・支部長会の忘年会に出席させていただき、それぞれご挨拶をさせていただきました。
さらに、26日には22日に発生した新潟県糸魚川市の大規模火災の現場に伺い、市の部長や消防署長、建設業協会の糸魚川支部長等のご案内で被災現場を歩かせていただくとともに、生コン協会や建設業協会の糸魚川支部の皆さんと意見交換をさせていただきました。意見交換では、仮設住宅の早期確保、スムーズながれき処理、災害に強い街への再生、元気な商店街の復活、被災者のメンタルサポートの必要性など大切なご意見をいただきました。ありがとうございました。
今後、早期の復旧・復興に向け、私もできる限りのサポートをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後に、改めて皆様のこの1年のご高配に心から感謝を申し上げますとともに、引き続いてのご支援をお願い申し上げ、年末のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。